赤ちゃんに枕って必要ですか?

となりでスヤスヤと眠っている赤ちゃんの寝顔は何時間でも見ていられます。そんなときにふと、そういえば赤ちゃんは枕を使わないのかな、いつから使うのかなと感じたことのあるママに向けて、赤ちゃんの枕についてご紹介します。

枕を使用する時期

成長には個人差がありますが、赤ちゃんに枕を使用する目安は、首が座り始める3・4ヶ月頃からとされ、それまでは枕ではなくタオルを使うご家庭が多いようです。幼児期は、自分専用の枕を与えることで安心感を覚えるアイテムとなり、眠りやすい環境をつくるための手助けにもなります。

メリット・デメリット

赤ちゃんに枕を使用するいちばんのメリットは「頭の形の過度な変化を予防してくれること」。寝ている時間が長い赤ちゃんはどうしても後頭部が潰れてしまいがちですが、枕を使うことで絶壁になることを防ぐことができます。また、頭の位置が固定されることで思わぬ移動が少なくなるメリットがあります。しかし、首周りの筋肉が柔らかい赤ちゃんにとって枕は、負担になってしまう場合もあるので注意しましょう。デメリットとしては、寝返りが打ちにくい、眠りが浅くなるなどが挙げられます。

頭の形に変化

赤ちゃんの頭の形が少し絶壁になってきたかな?と思ったら、赤ちゃん用の枕を使用してみましょう。使用開始から半年ほどすると頭の形が変わって行くかもしれません。すべての赤ちゃんに同様の効果があるとは限りませんが、1つの方法として試してみてください。

ここは寝る場所

赤ちゃん専用の枕を用意することで、枕があるところは、寝るための場所であることを赤ちゃん自身が認識していきます。枕があることで不思議と落ち着く物といった、そんな気持ちが芽生えてくれます。

赤ちゃんは、背中のS字カーブがまだ発達していないため頭と背中の高さがほとんど変わりません。そのため枕は必ずしも必要なものではありません。赤ちゃん枕は、新生児用、0~3ヶ月用、4~12ヶ月用があり、形や素材もいろいろありますので、成長や反応に合わせて上手に活用してみてください。

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