抜けた乳歯はどうする?

子どもの歯が初めて抜けた時、家族みんなで喜んだという方も多いのではないでしょうか?今まさにお子さんが歯の生え変わり時期だという方もいらっしゃることでしょう。そこで、子どもの歯が抜ける時期や抜けた歯にまつわる風習や保管方法をご紹介します。

歯が抜ける時期っていつ?

個人差はありますが、一般的に「乳歯」から「永久歯」への生え変わる時期は、6歳〜12歳頃だと言われています。6歳頃からまずは下の前歯の第一大臼歯(永久歯)から生え始めるのが一般的で、乳歯と永久歯が混在する歯並びは11歳頃まで見られます。

抜けた歯はどうする?

下の歯は屋根の上へ、上の歯は縁の下へ投げる

ネズミの歯は強くずっと伸び続けることから丈夫で長く使える歯になりますようにという願いを込めて、窓やベランダから「ネズミの歯と代わってこい!」といいながら力強く外へ抜けた乳歯を投げる地域があります。一般的にも、上の歯は縁の下や床下へ、下の歯は屋根に投げることで子どもの成長を願うといった風習が古くから語り継がれています。

欧米では抜けた歯は枕の下に

欧米では「トゥースフェアリー」という歯の妖精が枕の下に敷いた歯を集めに来て、代わりにコインを置いていくといわれています。ただし、妖精は綺麗な歯しか持っていってくれないと言われており、子どもたちはコインをもらうべく頑張って歯みがきをするそうです。

ケースにいれて保管

住居の環境も昔とは変わって外に投げるのが難しいという点もあり、現在ではケースに入れて保管される方も多くなりました。

大人の歯へ生え変わるとき、子どもの成長を感じることかと思います。子どもと一緒に、生え変わった歯をどうするか話す時間も思い出になりそうですね。

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