

無理のない断乳計画と実践方法
子どもが1歳を迎える頃を目安に、断乳や卒乳という言葉が頭を過ぎる方も多いではないでしょうか?「歯が生えてきて授乳時におっぱいを噛まれて痛い」「保育園が始まる為母乳なしの生活に慣れさせたい」など、断乳を始めるきっかけは様々。ここではその断乳の初め方や実践方法をご紹介します。
断乳のタイミング
断乳は親の意思で始めるものなので、「1歳になったら」「離乳食が3回食になったら」といった具体的な時期に決まりはありません。歯が痛い、乳腺炎が気になる、薬を服用したい、など断乳したい理由ができた時が始めどき。しかし、まずはお子さんが母乳以外から栄養を取れているかが大事ですので、しっかりと食事と水分が取れている状態から始めましょう。
断乳のすすめ方
まずはいきなりおっぱいをやめるのではなく、1日にあげる回数や1回の授乳時間を減らすことから始めましょう。離乳食後の授乳が1日3回、就寝前の授乳が1回だったものを、食後の授乳回数を1回減らし子供の様子を見ながら、ぐずったり欲しがったりする様子がなければまた食後1回を減らし…という風に数日かけて徐々に減らしていきます。
授乳時間の短縮方法
離乳食をなるべくお腹いっぱい食べてもらう、あまり食べないときは子どもの好きな果物などでなるべくお腹を満たして母乳の飲める量を減らします。
授乳回数の減らし方
お腹が満たされている離乳食後の回数から減らすのがおすすめです。子どもの様子を見ながら朝昼夜どれを減らすのかを決め、1回減らし数日かけて大丈夫であればもう1回減らす、といった形で徐々に慣れさせていきます。
断乳後の過ごし方
断乳することで、ママの体調に変化が出る場合があります。発熱、痛み、腫れ、乳腺炎など個人差はありますが、断乳後のおっぱいのケアを心がけてください。また、授乳がなくなったことで、以前よりも水分の摂取が少なくなりがちです。水や麦茶、食事の中での水分をたっぷり摂るようにしましょう。また、子どもがおっぱいを欲しがりそうな時は一緒に遊んだり絵本を読んだりたくさんスキンシップをとって気を引きましょう。
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