赤ちゃんの月齢別歯磨き方法

赤ちゃんの歯磨きの始め方や方法をご紹介します。乳歯は虫歯になりやすく、また乳歯が虫歯になると永久歯も虫歯になりやすいため、日頃のケアをしっかり行いましょう。

歯磨きの始め方

歯磨きは月齢ではなく、お子さんの歯が生え始めたタイミングで行います。離乳食が始まる前に歯が生え始めても、母乳やミルクが付着しますので歯が出てきたら歯磨きデビューしましょう。初めはお子さんが歯磨きに慣れることから始めます。食後や授乳後に「お口の中キレイにするね」など安心できるよう声をかけながら磨きます。

また、早く歯磨きに慣れるための方法として、離乳食前の歯が生えていない時期から食後のスキンシップとして口に触れたり、ガーゼを指に巻いて歯茎マッサージなどをしながら少しずつ準備をしておくこともおススメです。

月齢別歯磨き方法

歯の生え具合により使う歯ブラシも都度調整します。乳歯用の歯ブラシは対象月齢や生え始め用、奥歯が生えてきた頃用など記載されているものがほとんどですので、合うものを選んで下さい。

5〜9ヶ月(生え始め)

歯ブラシを口に入れることから慣れさせます。無理やり磨くことは、歯磨きが嫌いになる原因になりますので、まずは唇にふれさせて慣れてきたら口の中に入れゆっくり優しく磨きます。

7ヶ月〜1歳(前歯上下揃い始め)

自分で磨く習慣をつけさせるため、お子さん自身に磨いてもらいます。一人ではまだ十分に磨けない為、大人がしっかり仕上げ磨きをしましょう。

1歳〜(奥歯生え始め)

奥歯はまだ自分では磨けない為、大人が磨いてあげます。奥歯は一番虫歯になりやすいため、最初に奥歯を磨いてあげて、その後で前歯などはお子さん自身で磨いてもらいます。また、フッ素入りの歯磨きジェルなども使って虫歯予防を強化しましょう。味がする歯磨きジェルだとお子さんも歯磨きが楽しくなります。

お子さんが歯磨きを嫌がる時の対処法

  • 自分で使う歯ブラシを一緒に買いに行ってどれがいいか選ばせる。
  • 歯ブラシを複数本用意し、歯磨き時に「どっちがいい?」と聞いて選ばせる。
  • 仕上げ磨きは一気に磨かない。2〜3秒磨いたら口からだすを繰り返す。
  • お気に入りの人形などを使い、アテレコで「かっこよく歯磨きするところみたいな」「自分でできてえらいね」など、子どもが歯磨きしたくなるように語りかける。
  • 人形をお客さんに見立てて、歯磨き屋さんごっご式に仕上げ磨きをする。まずは人形に向けて、「これから歯を磨きますね~お膝にどうぞ~」と話しかけながら、歯磨きの真似をする。その後、子どもを2番目のお客さんとして、「次は〇〇さんどうぞ~いらっしゃいませ~」のように遊びの一環として歯磨きに慣れさせる。

歯磨きは習慣化するものなので嫌なままだと続けにくくなります。お子さんが歯磨きを楽しいと思える工夫をぜひ取り入れてみて下さい。

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