

どうするパパイヤ期
ついこの間までは、ニコニコ笑顔で「パパー!」ってたくさん呼んでくれていたのに、ある日から急に突然「パパ嫌!」と言いだして、近づくと大声で泣かれてしまって困った。など、突然やってくるパパイヤ期の時期や乗り越え方などについてご紹介します。
パパイヤ期ってどんな時期?いつから?
パパイヤ期は、寝かしつけや着替えの手伝いなどをパパがしようとした時に、「パパ、イヤ!あっちいって!」と言って泣き出しママのところへ行ってしまう。パパからすればなんとも切ない時期のことを言います。パパイヤ期は何歳から始まる。といったハッキリとした出現時期は決まっていないそうですが、周りを見ていると1〜3歳頃にパパの事を嫌がっていた。という人が多い印象です。
このイヤイヤ期前後は、パパが嫌になるというよりもママじゃなきゃダメ!という気持ちが強くなるため結果的にママ以外の人(パパ)を受け付けなくなるのだと感じます。ただ、そうは言っても目の前で愛するわが子に「あっち行って!」や「パパ嫌い!」なんて言われるとそのたびに心が折れそうになります。
「パパ嫌期」が起こる原因は?
先ほど「ママじゃないと嫌!」という時期だから結果的にパパが嫌になる。とお伝えしましたが、他にもパパイヤ期が起こる原因として、次のようなことが考えられます。
パパと過ごす時間が短い
一生懸命家族のために働いているパパには悲しいことですが、一緒に過ごす時間が長いママと比べると、愛着関係や信頼関係の面において少なからず差が生じてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
パパが嫌!ということでママに愛情を伝えようとしている
パパのことを嫌ということで、ママに対して「私(僕)はママのことが一番大好きなんだよ!」と伝えようとしている場合もあります。
パパとママの関係性の問題
子どもはパパとママの様子をいつも見ています。子どもの前でパパとママが度々言い合う様子を見せていると、「大好きなママがパパにいじめられている・・パパ嫌い!」となったり、普段から子どもの前でパパの悪口などを言っているとパパの印象が悪くなってしまいます。
パパイヤ期の対処法
では、そんなパパイヤ期に突入した場合、パパやママはどう対処していけばいいのでしょうか?
パパができること
パパがまず取るべき対処法としては、子どもと関わる時間を増やすことです。仕事をしながら子どもと過ごす時間を増やすことはなかなか難しいことと思います。決してママと同じ時間をパパと過ごすようにという意味合いではなく、帰宅後や休みの日などに子どもと関わる時間を意識的に増やしていく。ということです。
子どもが起きている時間に帰宅したらおんぶや肩車などパパにしかできないようなダイナミックな遊びをしたり、休日にはできればパパと子どもの2人で外に遊びにいくなど、たくさん子どものそばにいて関わってみてください。そうしていくことで子どもとの信頼関係がより深まっていきます。
ママができること
日頃からママは子どもに、「パパのことが大好き」や「パパってすごいんだよ!」などとたくさん伝えてあげて欲しいです。子どもの前でパパの悪口や愚痴は言わないようにして、パパのことを好きだという気持ちをたくさん伝えてあげることで「ママはパパのことも好きなんだ。」「パパってすごい人なんだ!」と思います。
大好きなママから伝えられることにより自然とパパのことも好きになっていきます。大好きなママが好きなパパのこと、子どもだったら嫌いにならないですよね!子どもが持つパパの印象が良い方向に変わっていけばパパイヤ期も早く過ぎていくかもしれません。
来るべき時に備える
パパイヤ期はパパのことが嫌になる時期ではなく、ママが1番になる時期ですので、決してパパは落ち込まないでください。問題はパパだけにあるのではなく、パパとママの関係性や子どもと関わる時間などが大きく影響しますので、パパはできる限り子どもと関わる時間を増やし、ママは子どもの前でパパの愚痴などは言わず、仲の良い姿を見せてあげてくださいね!このことを意識することできっとパパイヤ期も乗り越えられることと思います。どの子にもパパイヤ期がくるわけではありませんが、来るべき時に備えてパパができること、ママができることを少しずつ試してみてください。
にかほ市の子育て支援
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