

「イヤイヤ期」で気づいた一番大切なこと
子どもの成長過程で必要とされている「イヤイヤ期」はパパママにとっての「イライラ期」でもあります。イヤイヤ期は1歳半~2歳ごろに自我が芽生えて「自分でやりたい!」を主張し始める、成長にとっては欠かせない時期のこと。しかし、ママのメンタルにも限界があります。そんな子どものイヤイヤ期を乗り越えられる秘訣をご紹介します。
イヤイヤ期をどう乗り越える?
子どもは自分でやりたいのにまだうまくできないから「イヤ!」と言ったり、「イヤなことをまだうまく伝えられないから泣いて訴えたり。イヤイヤ期の子どもの「イヤ!」は何で泣いているのか分からないことも多々ありますし、「え!そこで?!」と思うような場面で泣き出すこともあります。それが毎日続くと大人の心に余裕もなくなり、怒ってしまう日もあるでしょう。
今は調べたらいろいろな情報が手に入る時代。「イヤイヤ期+声かけ」などで調べていろいろ試してみてはどうでしょうか。その方法で上手くいくこともあればそうでない時もある。昨日はうまくいったのに今日は同じ方法では上手くいかない、といったこともありました。日々イヤイヤ期の攻略法をアップデートしては、上手くいかなくなって、怒って自己嫌悪の繰り返しの日々かもしれませんが、オススメの声かけを3つご紹介します。
子どもに選ばせる
イヤイヤ期に「こうしたらよかったよ」の例えでよく聞く「どっちが良いか選ばせること」は、よく使いましょう。洋服を着替えて欲しい時に「着替えよう。」ではなくて「どっちの洋服を着る?」と洋服を持っていって本人に選ばせると「これがいい!」と選んで着てくれることが多いです。子どもに選ばせてみたら、とんでもない上下の組み合わせができて笑うこともあるかも知れませんね!。
子どもの気持ちを言葉にしてみる
イヤイヤ期の子どもの「イヤ!」には自分で上手く伝えられない感情が隠れています。
- 自分でやりたいのにうまく出来なくて悲しい
- 自分でやりたいのに出来なくて悔しい
- びっくりした、怖かった
まだ気持ちを言葉で伝えられない子どもに代わって「怖かったね」「悔しかったね」「自分でやりたいんだよね」と言う言葉にしてあげるようにしましょう。そうすると、子どもも寄り添ってもらえていると感じて安心してくれます。そして、少しづつ自分でイヤな理由を言葉にして伝えられるようになってきます。結果的に子どもも言葉を学びますし、イヤの理由が分かりやすくなって接しやすくなりますよ。
時にはママも「イヤ!」って一緒に言ってみる
毎日真剣にイヤイヤ期と向き合うのは心が折れることもあります。そんな時、子どもが「イヤ!」って泣いたら「ママもイヤ!」って一緒に泣きまねをしてみませんか?すると不思議、「ママ泣かないで!」って泣き止んで励まされたり、「ママは泣かないで!」怒られてしまったりすることがあるかも知れません。時には一緒にイヤイヤしてみるのも一つの方法です。
結局一番大切なのは
イヤイヤ期の声かけについてご紹介しましたが、声かけのバリエーションを多く持つより大切なことがあります。それは、「心の余裕を持つこと」です。時間に余裕がないのに、「どっちにする?」って言えなかったり、パパママの気持ちに余裕がなかったら、「できなくて悔しかったんだよね。」って寄り添うことは難しいかもしれません。睡眠不足で身体が疲れていたら、子どものイヤイヤに向き合うのが辛くなると思います。
イヤイヤ期は子どもへの接し方に目を向けられがちですが、自分の心がどんな状態かも同じくらい大切だと思います。子どものイヤイヤと上手に向き合えた時って自分の心に余裕があった時だったりしませんか?自分の心を大切に過ごしていくのが、子どものイヤイヤ期と上手く付き合う秘訣なのではないでしょうか。
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