お風呂に入りたがらない時の対処法

1日の中でママが一番忙しい時間帯は夕方。帰宅後の後片付けに明日の準備。子どもの「ママ見て!」「ママ来て!」に応じながら夕飯の用意をする。息つく暇なくやることが盛りだくさんだからです。中でも一時期苦労したのがお風呂です。ここでは、お風呂に入りたがらない時の対処法についてご紹介します。

子どもがお風呂に入りたくない理由

子どもはなぜお風呂に入りたがらないのでしょうか。子どもたちを観察し、自分の行動を振り返ったとき思い浮かんだのは、次の3つです。

1つ目は、夢中で何かをしているとき

楽しいテレビを見ている途中だったり、もう少しブロックで遊んでいたかったなど、子ども側にもきちんと理由がある場合です。

2つ目は、お風呂自体が楽しくないから

心あたりがあるかと思いますが、寝かしつけまでスムーズに事を進めるという点に重きを置きすぎ、お風呂も急かしたり作業的になってしまうときがありました。

3つ目は、理由なんて何もない。

とにかく嫌なんです。やりたくない。いや、もしかして理由はあるのかもしれません。でも泣きわめいて大暴れしている子ども自身もわけがわからなくなる。そんなことが何度もありました。疲れていたり、眠そうな時は特に注意信号でした。

お風呂イヤイヤ対策

具体的に実践し効果があった方法を、入浴前、入浴中、入浴後にわけて紹介します。

入浴前

  • 事前に時間や区切りを提示し心の準備をさせる
  • 競争や追いかけっこなどの遊びで、ゴールを浴室に設定する
  • お風呂に子どもの興味をひくものを準備する

入浴中

  • バケツやコップ、スコップなどのおもちゃを準備する
  • キャラクターのタオルや石鹸を準備する
  • バスボムや入浴剤を入れる
  • ぬいぐるみや好きなおもちゃの持ち込みを許し、一緒に洗おうと提案する
  • 空のシャンプーボトルにお湯を入れ、無限にプッシュして遊べるようにする

入浴後

  • 一緒にお風呂掃除や鏡磨きの役割を担ってもらう
  • 好きな飲み物を準備する
  • 早く着替えが終わったら〇〇をしよう、と子どもの好きそうなことを提案する

いかに楽しく乗り切るかを考える

どうせ毎日やらなければいけないのなら、楽しく乗り切る方法を考えた方がいい。これが頭を悩ませた末に出した答えです。子どもにとっても、日常の出来事が楽しいか、楽しくないかは大事なポイントではないかと思います。とはいえ余裕のない日や、どう頑張ってもどうにもならない日もあるのが子育てです。3回に1回くらいはこの記事が役立ってくれたらいいなと思います。

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