授乳中ママのカフェインとの付き合い方?

授乳中はカフェインの摂取を控えたほうがいいと言われています。でも、大好きなコーヒーや紅茶を飲めないのはママにとってけっこうストレス。授乳中のママは、カフェインとどう付き合っているのでしょうか。

カフェインの影響は?

授乳中のママがカフェインを過剰に摂取すると、母乳中のカフェインが赤ちゃんの体に移り、寝つきが悪くなったり落ち着きがなくなったりする可能性があると言われています。また、乳児はカフェインの代謝に80時間ほどかかるため、その分カフェインの影響を受けやすいといえます。

ただ、赤ちゃんが寝ないというのはよくあることなので、カフェインのせいなのか、ほかに要因があるのかは、なかなか判断しづらいのが実際のようです。

どれくらいのカフェインなら摂取してもいい?

1日の摂取量は200mg〜300mg

日本では、厚生労働省によるカフェインの摂取許容量基準がありません。ただ、海外の基準を見れば、1日摂取量は200mg〜300mgあたりが望ましいと言えそうです。

コーヒーなら1日2杯くらい

カフェイン含有量は、それぞれ100ml中これくらいです。

  • コーヒー 約60mg
  • 紅茶 約30mg
  • 緑茶 約20mg

つまり、コーヒーだと1日2杯くらい、紅茶だと4杯くらい、緑茶だと6杯くらいは飲んでも大丈夫だといえるでしょう。

みんなカフェインとどう付き合ってる?

ストレスをためないように

主治医によっても違いますが、1日に5杯も6杯も大量に飲んだり、それが何日も続いたりすることがなければ、少しくらい摂取してもOKと言われることが多いようです。カフェイン飲料を飲めないことでストレスがたまるのも、それはそれでよくないからです。

カフェインレスドリンクも増えている

カフェインが含まれないハーブティーは、リラックスできるという意味でも授乳中のママに人気です。カフェインレスのたんぽぽコーヒーは、本来のコーヒーとは少し味が違うので、好き嫌いがありそう。

最近は、麦茶やルイボスティー、それからノンカフェイン緑茶がコンビニでもカンタンに手に入ります。そば茶・杜仲茶・たんぽぽ茶・黒豆茶・コーン茶もノンカフェインです。ウォーターサーバーを置く家も増えているので、お茶の代わりにおいしい水を飲むのもいいですね。自分の好きな味を見つけて、ストレスなくカフェインと付き合いましょう。

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