赤ちゃんのための防災対策や防災グッズ

いつ、どこで起こるかわからない自然災害。赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんのための防災対策や防災グッズも必要になってきます。今からできる対策をしっかりして、もしもの時に備えましょう!

家の環境を整えよう

赤ちゃんは、いざ危険が降りかかったときに自分で逃げることができません。もしもの事態を想定して、赤ちゃんが普段いる場所の環境を整えてあげることが大事です。赤ちゃんが寝ているベッドの周りに倒れそうなもの、落ちてきそうなものを置いていませんか?

扉付きの棚などは、倒れないように固定していても中のものが飛び出てくる可能性もあります。また、窓の近くは、もしもガラスが割れたとき飛び散って危険です。何か起こったときすぐに駆け付けられるように、赤ちゃんがいるところまでの動線を確保しておくことも大事になってきます。

避難場所の確認は普段から!

いざというとき慌てないように、避難場所(地域の避難所や安全な知人・親戚の家)や地域のハザードマップを確認しておきましょう。また、赤ちゃんを連れての避難は危険も伴うので、在宅避難の可能性も念頭にいれて準備しておくとよいと思います。

赤ちゃんに必要な防災グッズって?

災害時には赤ちゃんのための防災グッズが必要です。最低限必要なものは、食事と衛生用品です。水や火が確保できなくなった時に備え、赤ちゃん用のペットボトルの水や、カセットコンロなどがあると沐浴にも食事にも使えて便利です。

最近では液体ミルクも防災グッズとして注目されていますね。普段母乳をあげているママでも、災害時は安心できる場所が確保できず授乳できないなどのケースもあるので、備えておくといいでしょう。

赤ちゃん用の防災グッズ例

  • 粉ミルク
  • ベビーフード(月齢に合わせて)
  • 哺乳瓶、マグ
  • 紙コップ、スプーン→哺乳瓶が消毒できない場合など、ミルクをあげることもできます
  • 紙おむつ、おしりふき(多めに)
  • 抱っこひも、おんぶひも、さらしなど→避難時など手がふさがらないように
  • アレルギー・お薬カード→アレルギーやお薬に関する情報を書いておきましょう

大人用の防災グッズに加えて赤ちゃんのためのグッズを準備しておくと安心です

防災には、環境やグッズを整えるだけでなく、心の準備をしておくことも大切です。環境やグッズを整えるだけでなく、普段から避難シミュレーションをしてみたり保存食を食べてみたりして、心の備えもしておきましょう。家族やご近所さんとプチ防災訓練を日ごろからやってみるのもいいかもしれませんね。

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