赤ちゃんへのスキンケア方法

赤ちゃんの肌はモチモチつやつやで何のトラブルもないようなイメージですが、実はとても敏感。ちょっとした刺激や汚れですぐに赤みやかぶれが出てしまいます。この記事では、そんなデリケートな赤ちゃんの肌を守るための正しいケア方法や、耳そうじ、爪切りなど普段のケアについてもご紹介します。

どんな保湿剤がいいの?

赤ちゃん用の保湿剤には、ローションタイプ、クリームタイプ、オイルタイプ…など様々なタイプのものがあります。

選び方

基本的に、ローションタイプのものはさらさらしていて塗りやすいものが多く、さっぱりとした使い心地なので夏場におすすめ。ただ、時間の経過とともに乾燥しやすいので、より保湿力を求める冬の乾燥肌には、クリームタイプのものを使うといいでしょう。赤ちゃんの肌質や季節に合わせて最適なアイテムを選ぶことが大切です。

塗り方

赤ちゃんの敏感な肌には毎日のケアが大事。お風呂上りや、必要に応じてお着替えのときなどにケアしてください。とくに赤ちゃんは、首やひじ、ひざ裏などしわになりやすい部分に汗や汚れがたまりやすく、ぶつぶつやかぶれの原因となることも。できるだけしわを伸ばして汗をふき取り、同時に保湿ケアもしてあげましょう。

耳そうじの頻度は?

赤ちゃんは耳垢が出やすいです。だからといって耳かきなどを無理にしてしまうと、耳の中を傷つけてしまうこともあります。赤ちゃんの耳そうじは、お風呂上りにガーゼやベビー用綿棒でさっとふき取る程度でOK。

耳垢は自然と外に出ることがほとんどなので、気になってもそのままにしておく方がよいでしょう。それでも気になる場合は、1週間に1回程度、ベビーオイルをつけたベビー用綿棒で、耳の見えているところだけをさするようにしてください。

爪切りは頻繁に!

赤ちゃんの爪は伸びるスピードがとても速いです。こまめに切ってあげましょう。白い部分が指先よりも伸びていたら切るようにします。個人差はありますが、だいたい3日~1週間に1回ぐらいのペースです。

爪を切るのに最適なのはお昼寝の時間。赤ちゃんが起きてしまうのでは?!とびくびくしますが、案外起きないものです。寝ている間にささっと切ってしまいましょう。赤ちゃん用の爪切りには、爪がより薄くて柔らかい新生児用のものや、ハサミタイプのものもあります。使い勝手や月齢に合わせて選んでみてください。

赤ちゃんは不快な時でも自分で伝えるのは難しいので、お風呂や着替えの際に観察するのを習慣にしてみるとよいと思います。冬の寒い時期、夏の暑い時期に特にトラブルが起こりやすい赤ちゃんのお肌。感染症などの可能性もあります。何か気になったり、心配な時は小児科や皮膚科に相談してみましょう。

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