子育て費用はどれぐらい必要?

出産準備から始まり、入園・入学や成長期の食費など、子どもが生まれたばかりの頃はイメージしにくいかもしれませんが、子どもが成人するまでにはそれなりの費用が必要です。教育にどれだけお金をかけるか、暮らし方はどうかなど、かかる費用はご家庭によって様々ではありますが、まずは子育てにまつわる費用について大まかに把握しておくと、家庭での計画が立てやすくなると思います。

子育て費用、何にかかるの?

子育てにかかる主な費用は、「教育費」と「養育費」の2つです。教育費とは小学校や中学校などの学校教育にかかる費用や、習い事のこと。養育費とは日々の生活に必要な、食費やおもちゃ・子ども用家具や衣類のことです。

内閣府の平成21年度インターネットによる子育て費用に関する調査「就学区分別に集計した第1子一人当たりの費目別年間子育て費用額(対象者全体平均)」によると、子育て費用総額 は1,168,935円(出産準備費、出産関連費除く)とされています。平均で年間100万円を超える子育て費用がかかるようです。兄弟のいるご家庭ではより多くの費用がかかることになります。

子どもが3人いる家庭であれば、ベビーグッズや洋服はお下がりを活用、本やおもちゃは共有するなど工夫して、子どもにかかる費用を押さえる工夫をしている場合もあります。

知っておきたい制度や助成金

子育てにはそんなにお金がかかるの?と心配になってしまう方もあるかもしれません。実は、国や各自治体は、子育て世代が安心して子どもを育てられるように、さまざまな制度や助成金を設けています。

子どもが生まれてから中学校卒業まで支給される児童手当と特例給付(児童手当等)では、年齢や所得に応じて、月額で一人当たり5,000円から1万5,000円が支給されます。他にも幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子どもたちの利用料が無料になる「幼児教育・保育の無償化」もあります。

秋田県にかほ市には、にこにこ子育て応援事業費補助金、移住者向けすこやか保育料助成制度などいくつかの子育て世代向けの制度がありますので活用してみて下さい。

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