ストローはいつから?

赤ちゃんの起きている時間や活動量が増えてくると、ミルクや母乳以外の水分補給をしてあげたくなりますね。赤ちゃんが両手で持つことができるストローマグなど、いろいろと市販されていますが、「ストローはいつから?どうやって練習するの?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは赤ちゃんのストローの開始時期や練習方法などについてご紹介します。

ストローの練習はいつ始める?

離乳食の開始と近いタイミングでストローの練習を始めてみましょう。食事のあとに口の中をさっぱりさせることで、離乳食のそれぞれの味がわかりやすくなり、虫歯予防にもなります。

また、ストローが使えると赤ちゃんとのおでかけが楽になりますし、母体から受け取った免疫が減少してくる時期でもあるので、発熱時などの水分補給にも便利です。赤ちゃんの成長や好みには個人差がありますので、無理せず気楽にトレーニングしていきましょう。

ストローへのステップアップ!いろいろと試してみましょう

まずはスパウトタイプを使ってみる

生まれてからずっとミルクや母乳を、口全体をつかって飲んでいた赤ちゃんにとって、“唇をすぼませてストローから水分を吸い上げる”という動作はとても大変です。哺乳瓶やおっぱいの乳首との違いに慣れるために、まずは傾けると水分が出て、軽い力でも飲むことができるスパウトタイプのマグを使ってみましょう。

麦茶や湯冷ましを嫌がるようなら、普段飲んでいるミルクを中身として入れたり、スパウト口につけてみると「これは飲み物が出るもの」として赤ちゃんが認識しやすくなります。スパウトタイプをしばらく練習してみて、嫌がるようでしたらスキップしてストローマグや紙パックのストローを試してみましょう。

飲みやすいストローマグの選び方

赤ちゃんがはじめてつかうストロー口は、力が弱くても吸いやすい、細く短いものを選んであげましょう。スパウトタイプ同様、好きな飲み物をストローの先につけたり、ふたの部分を押すと中身がストロー口の先まで上がってくるタイプを利用してみるのも、ストローに興味を持たせるトレーニングとして効果的です。

紙パックのストローを使ってみる

外出先で手軽に買えるストローで飲むタイプの紙パックも、トレーニングのアイテムとして有効です。ストローの先から一気に飲み物が出ないよう、軽い力で押して赤ちゃんの口に入れてあげます。赤ちゃんがパックを強く押したり、ストローでのどや目を突いたりしないように気を付けて利用してみましょう。

嫌がるときの対処法

赤ちゃんは口に入ったものに吸い付くという吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)を備えて生まれてきますが、離乳食を歯ぐきでつぶして飲み込んだり、口をすぼめてストローを吸うという動作は練習して身についていきます。個人差や好みなどもありますので、嫌がる場合は焦らずに、一度やめてみましょう。

離乳食に慣れ始め、飲み込むことができるようになると、スムーズにストローに移行する赤ちゃんもいます。また、飲む練習として麦茶や湯冷ましをスプーンで与えることも試してみてはいかがでしょうか?練習させたいのにうまくいかなくても、いつの間にか飲めるようになっていくもの。ゆったりした気持ちで見守ってあげましょう。

SHARE

related article

message