おもちゃやぬいぐるみの衛生管理、どうする?

子どもが愛用しているぬいぐるみやおもちゃ。手に取って遊ぶだけでなく、月齢の低い子どもであればおしゃぶりもしてしまいますよね。そこでこのご時世でやっぱり気になるのが、衛生面。「ぬいぐるみって、洗濯できるの?」「おもちゃは何で拭き取ればいい?」「きれいにする頻度は?」と、子どものぬいぐるみ、おもちゃの衛生管理について考えます。

ぬいぐるみは、週1回の洗濯を

最悪、処分も考える

厚生労働省が「保育所における感染症対策ガイドライン」で示すところによると、ぬいぐるみなどの布類については、週1回程度の定期的な洗濯と日光消毒、そのほか汚れたら随時の洗濯を推奨しています。子どもが吐いてしまったり、うんちなどがついてしまった場合には、汚れを落としたうえで塩素濃度6%の次亜塩素酸ナトリウム系消毒薬を300倍希釈した液に10分浸し、水洗いするよう指導しています。汚れがひどい場合は、処分してしまいましょう。

洗濯表示の確認も忘れずに!

ぬいぐるみを洗う際には、洗濯表示を確認し、手洗いか洗濯機で洗えるのかを判断します。洗濯機で洗える場合も、ネットに入れることを忘れずに。干す際には形を整えて、陰干しします。

おもちゃには日光消毒が有効

次亜塩素酸ナトリウム系消毒薬で拭き取りを

おもちゃに関しては、洗えるものであれば定期的に流水で洗うことと日光消毒が推奨されています。洗えないものに関しては、お湯吹きもしくは日光消毒を。この頻度に関しては、おもちゃを口にしてしまうようであれば毎日、乳児で週1回、幼児で3か月に1回とされています。おもちゃについても、子どもの吐しゃ物などが付着してしまったら、汚れを落としたうえで塩素濃度6%の次亜塩素酸ナトリウム系消毒薬を300倍希釈した液で拭き取ります。

これらは子どもが複数人集まる保育所を想定したものではありますが、家庭でもこのくらい気を付けていれば十分といえるでしょう。子どもの大切なおもちゃを清潔に保って、安全に遊ばせてあげてくださいね。

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