成長を伸ばす言葉かけ

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子どもはパパとママからの言葉を聞く機会が一番多いですよね。日々の生活の中で、絶対に必要な「声掛け」。どんなことに気を付ければ、より健やかに育っていくのでしょうか。その事について考えてみます。

遊びの中で声をかける

具体的に伝える

子どもが赤ちゃんの頃、積み木遊びをしてる時に母からこんな事を言われました。「具体的に声をかけてあげるといいよ」はじめは意味がわからなかったのですが、「四角の積み木に三角の積み木を乗せてみようか」「あー丸い積み木が転がっちゃったなぁ」と声をかけて子どもと遊ぶ姿を見てわかりました。少しでも子どもが理解できる表現を選びながら声かけをすることが大切です。

お片付けの時は色や数字を教える

お片付けの時も具体的に伝えました。「赤いボール取ってきて」「青いボール投げるよ」「ボールを箱に入れるよ。いーち、にー、さーん…」毎日毎日繰り返すと、自然と色と形、数字を覚えるようになりました。

うんうんそうそうと褒めてあげる

子どもは、親に見てほしいと思っているし、褒めて欲しいと思っています。思いっきり見てあげて、思いっきりびっくりして、思いっきり褒めてあげてください。小さな変化への喜びを子どもと共有してあげることが大切です。

わかりやすく伝える

適当に「わーすごいすごい」と言ってもすぐにバレます。そんな褒められ方をしても大人だって嬉しくないですよね。「このくまさんのお顔上手にかけたねぇ。ニコニコ顔がかわいいねぇ」褒められれば子どもはとっても嬉しいし、それが自信につながります。

とにかく褒める

子どもたちは色んなものを親に持ってきます。とても飛びそうにない飛行機の折り紙、ものすごい顔をしてる「ママの似顔絵」。何を描いても、何を作っても一所懸命したことに褒めましょう。わざとではなく、頑張ってる姿がママも嬉しいはず。

比較しない、お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだからと言わない

兄弟姉妹が多いと言ってしまいがちな言葉「お兄(姉)ちゃんだから我慢して」は言わないようにしてください。お兄(姉)ちゃんだからといっても一人の子どもです。我慢しなくていい。でもママが下の子のお世話で大変な時に手伝ってくれたら、その時は心を込めてお礼を言うようにします。「〇〇君(ちゃん)のおかげでものすごく助かったよ!本当にありがとう!」と伝えることが大切です。

日々の言葉かけ。ゴールは一つでも、そこに行く道はたくさんあります。どんな風に伝えれば嬉しいか、どんな風に伝えればやる気がアップするのか。せっかくなら家族みんなが嬉しくなるような言葉かけをしたいですよね。

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