双子育児のススメ!先輩ママからのアドバイス
とにかく睡眠を重視する
睡眠不足によって人格とメンタルが崩壊した上の子の育児の経験から、何よりも睡眠を優先することにしました。双子の睡眠リズムを整えるために、睡眠トレーニング「ねんトレ」を導入。片方を起こしてでも、同時に授乳をして入眠時間を合わせるように努めました。おかげで、双子は比較的安定したリズムで眠ってくれるようになり、心身ともに余裕を持って育児に向き合うことができました。
睡眠対策としては、「スキあらば目をつぶる」を実践。目をつぶるだけで脳波が休憩モードになり、少しでも体と脳の疲れを緩和できると知ってから、ほんの数秒でもできるだけ目を閉じることを意識していました。
つらい時間にいちばんの楽しみをぶつける
乳児期の最もつらかった時間は、やはり夜間授乳。授乳に時間がかかる子たちだったので、工夫をしなければ、上の子の時のようにノイローゼになっていたかもしれません。そんなしんどい時間を、大好きなアニメとバラエティ番組を見ることができる特別な時間としました。重要なのは、その楽しみを夜間授乳の時間に限定すること。「夜間授乳の時間が待ち遠しい」と思えるようになりました。
手放す家事を決める
便利グッズも大事ですが、手放す家事を決めることも重要です。双子の育児は特にやるべきことが増えるのに、そのすべてを完璧にこなすことはできません。そこで事前にやるべきこと・手放すことを決めました。
例えば、いちばん大変な乳児期の3ヶ月は、ご飯を作らないことと洗濯を干さないこと、決まったエリアだけ清潔を保つことにしました。ご飯は温めるだけ、炒めるだけのミールキットを契約し、洗濯乾燥機を買いました。出産前に模様替えをして、投げ込み部屋を作りました。水回りと赤ちゃんの過ごすリビングは清潔を保ち、投げ込み部屋は散らかっていても良いと割り切りました。(畳んでいない洗濯物などを文字通り投げ入れていました)
これまで完璧に家事や育児をこなしていた人にとっては、難しい決断もあるかもしれません。それでもこの状態が一生続くことはありません。今はもう投げ込み部屋はありません。戦略的に最低限やるべきこと、手放すことを明確に決めていたおかげで双子育児を乗り切れたと感じています。
双子育児は大変ですが、工夫次第で「大変さ1.5倍、可愛さ20倍」になります。双子を育てるという貴重な経験、せっかくなら思いきり楽しんじゃいましょう!
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