抱っこマンの気持ちを知って対応しよう

なぜ子どもは抱っこが好き?

子どもは抱っこが大好きです。抱きしめられる安心感や、ママの匂いが心を落ち着かせてくれます。抱っこをすると、親子共に幸せホルモンである「オキシトシン」が分泌されるからです。自身が子どものころを思い出してください。抱っこが大好きではありませんでしたか?また子どもは大人に比べると体力がないので、すぐ疲れてしまいます。そんな時に抱っこを求めることも多いのではないでしょうか。

どうしても抱っこができない時

そんな場面は多々あります。それではどのような声かけで子どもは納得してくれるのでしょうか?

1.理由をきちんと伝える。

「今はできないの!」そのような言葉だけでは、子どもは納得しません。「今手がふさがっているから。」「赤ちゃんがお腹にいて、ママ大変だから。」などと、理由はきちんと伝えましょう。納得してくれない時もあるかもしれませんが、理解や感情のコントロールが追い付いてくると、理由を話すことで納得することは増えていきます。

2.事前に伝える

対応しきれない癇癪が起こる前に、「こんな時は抱っこができない。」ということを、常日頃から伝えておきましょう。子ども自身も何回も伝えられることで、理解が進み、気持ちの準備がしやすくなるでしょう。

3.ハグの文化を取り入れる。

日頃からハグやスキンシップをたくさん取り入れましょう。子どもは安心感を求めて、抱っこを求めていることもあるので、安心感を与えられるようなスキンシップが日頃からあると、子どもの抱っこのおねだりは落ち着きやすいです。

抱っこをする回数や時間が多いと、疲れてしまうこともあると思います。しかし「抱っこ」と求めてくれるのも、子育ての中でとても短い期間です。発想の転換で、貴重な「抱っこ、抱っこ」を噛み締めて過ごしてくださいね。

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