

子どもに待ってほしい時の声かけや行動
子どもは待つことが苦手
パパママが家事や仕事をしたい時に、子どもが一緒に遊んでほしいという場面は子育て中のあるあるですよね。
子:「ママ(パパ)、一緒に遊ぼう!」
親:「もう少し待っていてね!」
子:「遊ぼうー!」
親:「洗い物したいの。」
子:「(泣きわめきながら)遊ぼー!!!」
親:「何回言ったらわかるの!(怒)」
こういったことが続くと、親子でストレスを感じ、親子関係がスムーズにいかなくなる原因になることも。子どもに待ってほしい時はどのような声掛けや行動をすると良いかご紹介します。
声掛けと行動3つのポイント
1.見通しを持たせる
「少し待っていてね。」「もうちょっとだから。」子どもに待ってほしい時に、このような声かけをしていませんか?子どもにとって「少し」や「もうちょっと」という言葉は、とても抽象的であり、どれ程待てばいいかわかりにくい言葉です。それが子どものイライラを増幅させてしまいます。そのため具体的な言葉を用いて伝えましょう。「このお皿を洗ったら、一緒に遊ぼうね。」「この洗濯物を畳むまで、待てるかな?」このような声掛けを試してみてください。
2.待てたら褒める
待ってほしいと伝えた後に待つことができた際はしっかりと褒めてあげましょう。「ありがとう、待っていてくれて。」「とても助かったよ。えらいね。」子どもは褒められることで自己肯定感が上がります。そして親の笑顔や嬉しそうな表情はとても子どもを安心させるものです。褒めることで、次からも同じような場面で、親の望む行動ができるようになる可能性がグンとあがります。
3.自身の用事を優先しすぎない
洗い物や洗濯などの家事は一気に終わらせたいですよね。ですが、子どもはそこまで長時間待てません。待つことができても、5分前後と思いましょう。例えば洗い物だったら、3分の1のお皿を洗ったら子どもと遊ぶ時間を5分設けるなどの配分でスケジュールを組むのが理想的です。3歳以降になると子ども自身で遊べる時間が長くなっていきます。そのような力がついてくるまでは、細切れに用事を行う工夫をしてみましょう。
子どもかパパママ、どちらかの要求に合わせ過ぎてお互いストレスが過重にかからないように、声掛けや行動を試してみてくださいね。
にかほ市の子育て支援
- にかほ市の家庭教育支援「ほんわっか」 月に1度、子育てについてお茶を飲みながら気軽に話ができる「ほんわっカフェ」を開催しています。その他にも、子育てや家庭教育に関する相談に乗ったり、親子で参加する取り組みや講座の開催、地域の情報などを提供しているチームです。