保育園の運動会って何をするの?
保育園の運動会ってどういうもの?
運動会は子どもの成長を実感できる一大イベント。運動会を通して身体を動かして表現することの楽しさや、友だちと協力することの大切さを学んでいきます。「運動会のために練習してきた競技」ではなく、「日常の保育から保護者に見てほしいところを見てもらう」「保護者と一緒に競技を楽しむ」ことをねらいとしている園が多いでしょう。
ただ、園によっては参加する年齢が決まっているところもあります。2018年の保育所保育指針の改定などに伴い、保育園行事のあり方を考える園も増えました。それまで乳児クラスの参加があった保育園でも、乳児クラスの参加を見送ったり、園内で小規模な運動会ごっこを開く園も出てきました。
これは子どもたちひとりひとりの生活を大切にする保育園にとって、見知らぬ大人がたくさんいて、いつもと違う環境の中、発達段階が大きく違う乳児クラスの子どもにとって参加することは大きな負担になるのではないか。という考えからです。パパママとしては少し残念かもしれませんが、子どものことを考えた結果ということを頭に入れておいてくださいね。
運動会で行われることの多い競技は?
乳児クラスは、かけっこやパパママと一緒に行う親子競技などが定番です。みんなが知っている曲や絵本などを題材にして、坂道やトンネルに挑戦したり、その時の流行りなどを取り入れたりします。
幼児クラスになると親子競技だけではなく、子どもたちだけの演技をとりいれるようになります。パラバルーンやソーラン節、ポンポンを使ったダンスなどが多いです。また、玉入れやサーキット(障害物競争)といった競技を取り入れる保育園もあります。
運動会のパパママの服装は?
保育園の運動会の特徴的なところは、パパママも参加することが多いという点です。「動きやすい服装と靴」を意識すると良いでしょう。スカートやヒールのある靴は予期せぬケガやトラブルの原因になることがあるので控え、動きやすいトップスとパンツ。足元はスニーカーが安心です。
運動会の持ち物は?
運動会のお知らせに持ち物が記載されていることが多いので、事前に確認しておくと安心です。
・飲み物
・プログラム
・カメラ、ビデオ
・防犯カード、リボン(その園の関係者だと示すことができるもの)
・室内の場合上履き
を挙げる園が多いでしょう。
初めての行事はどんなことをするのか気になる事も多いですよね。わからないことや気になったことは、その都度担任の先生に確認しておくことも大切です。子どもの成長を見ることができる運動会、ぜひ楽しんでください。
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