子どもがご飯を食べない時どうする?保育士ママの対策4選

何より大事な食事を楽しむこと

乳児期から始まる離乳食、その後の幼児食などは「ご飯をしっかり食べる」ことよりも「食事を楽しむ」ことを1番に教えてあげたいですね。パパママが「早く食べなさい」「しっかり食べなさい」と叱ってしまうと楽しむことを理解できず、偏食が長引いたり、食事のマナーを覚えることに時間がかかったりしてしまう可能性があります。ご飯を食べないことでパパママがイライラしたり、子どもを怒ってしまうのであれば無理に食べさせる必要はありません。「楽しむ」ということを軸に子どもが食べてくれるような関わり方を実践してみましょう。

試してほしい!食事を楽しむ4つのポイント

・少なめに盛り付ける

食べてほしい量を盛りつけてしまいがちですが、少なめにしてみましょう。「食べきれた!」という達成感を味わうことができ、おかわりする喜びも感じられるでしょう。

・ともかく小さく切る

小さすぎる?と思うくらい小さく切ってみてください。スモールステップで食べさせて褒めるのが一番効果的です。食材の大きさを工夫してみてください。

・環境を変えてみる

いつもは椅子に座って行う食事を、お部屋でレジャーシートを敷いてピクニックスタイルにしたり、好きなものを選ぶビュッフェスタイルに。少し環境を変えるだけで子どもはウキウキして笑顔で食べてくれることもありますよ。余裕がある時にぜひ家族で楽しんでみてください。

・椅子から立ったり遊びはじめたら食事を下げる

「いただきます」をする時点で、「ごちそうさま」するまでは椅子から立ったり遊び始めたら食事を下げることを子どもに伝えておきます。食事の時間をダラダラと設けないよう、区切りをつけるためです。そうすることで食事の時間と遊び時間のメリハリがつくでしょう。

一歳前後から遊び食べや偏食が始まることはよくあることです。「なんとか食べさせなきゃ!」と試行錯誤をして手を尽くしても食べてくれないことも多々あります。そういう時は「元気ならOK!」と割り切って、気にしすぎないことも大切です。パパママも食事に関して楽しむ気持ちを持って過ごしてくださいね。

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