下の子が生まれたら気をつけたいこと~上の子のケア~
上の子と2人の時間を必ず確保する
上の子と「2人の時間を確保する」ことが重要です。下の子が生まれると、家族の時間や注意が下の子に集中しがちですが、上の子と2人きりの時間を作ることが必要です。今までは自分だけに愛情が注がれていたのに、その時間が減ってしまうのは寂しいですよね。上の子だけと一緒に遊んだり、しっかりと対面して話をすることで、特別な時間を感じることができるのです。
「お兄(姉)ちゃんなんだから」と言う理由付けをしない
上の子に何か伝える時などに「お兄(お姉)ちゃんなんだから」という理由付けをしないように心がけましょう。「お兄(お姉)ちゃんなんだから」というはパパママの考えです。年上であることを理由にするような言葉は避けましょう。個性や感情に寄り添いながら、自分のペースで成長していけるように接することが大切ですね。
就寝時は一日の愛情と振り返りを上の子へ伝える
下の子の都合に合わせる場面が増え、パパママと遊びたいときにすぐ遊べない、抱っこが後回しになりがちなど、上の子は小さなシワ寄せを受けています。そんな上の子に対しては、一日の締めくくりの就寝時間に、今日の出来事を振り返って話をしっかり聞いてあげてください。そして、普段よりも優しい声をかけ、抱きしめながら「大好きだよ」って耳元でささやいてあげてください。我慢しながら長い一日を全力で頑張ってくれる我が子へ「大好き」と言う気持ちを伝えると、幸せそうな照れ顔を見せてくれますよ。
子どもはどんな時でも親を見ています。一緒に遊んでいる時、ご飯を食べている時、下の子のお世話をしている時・・・上の子のケアを少し意識するだけで、家族内に愛情があふれて、やさしい気持ちで新しい家族を迎え入れることができるでしょう。上の子も下の子も、互いに愛情を分け与え、理解し合える素敵な関係を築いていけるといいですね。
にかほ市の子育て支援
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