

赤ちゃんのよだれはいつから増える?
よだれが増える時期
唾液(よだれ)が増えやすい時期は5~6ヵ月頃です。赤ちゃんの唾液腺が発達してくる時期は4~5ヵ月頃で、それに伴い、唾液が作られるようになるのですが、最初の頃赤ちゃんは上手く飲み込むことができません。その為に、作られた唾液が出て来てしまうのです。
また、この時期は寝返りしたり、うつ伏せになったり、良く動く時期でもあるので、自然に出て来てしまいやすいです。唾液量が少なかったり、飲み込むのが上手な子もいるので、口から垂れてこない場合もあります。唾液には口腔内の殺菌作用や食べ物の消化を助ける役割があります。最初に唾液が増え始める時は、離乳食を始める時期に良い環境になってきたと言えますね。その後も、歯が生え始める時に増えやすいですが、大体2歳頃には落ち着いてくる子が多いです。基本的にはよだれは悪い物ではないのでこまめによだれかけを変えてあげ、清潔にしていれば問題ありません。
よだれの注意点4つ
よだれで注意が必要な場合があります。
①変な臭いがする
細菌が発生している可能性があります。歯磨きをしたり、水分摂取を促して清潔にしましょう。
②水分が少ない為に唾液が減ってしまっている時
脱水の恐れがあるため、こまめに水分摂取をするようにしましょう。
③よだれでかぶれてしまう
口に入っても安全なワセリン等を塗布する、よだれかけをこまめに変えるなどしましょう。
④口の中にできものが出来ている
口の中にできものが出来ている場合、よだれが急激に増えたりする場合があります。口内炎や、手足口病などでは、痛みもあるため、よだれと共にミルクの飲みが悪くなったり、機嫌も悪くなりやすいです。お口の中を確認し、必要であれば受診しましょう。
よだれはとても大事な役割があって、必要な時期に増えやすくなっています。多くても少なくても大きな問題はありません。いつもと違う様子はないかを気にかけながら、お子様の成長を楽しんでくださいね。
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