

だらだら食べ~先輩ママの対策3選~
だらだら食べの何がいけない?
まず、一番のリスクはう歯(むし歯)。口の中が長時間食べ物にさらされることにより、酸で溶けた歯が再石灰化する前にまた酸にさらされ、虫歯が作られやすい口の中の環境を作り出してしまいます。
次に、満腹感の問題です。人間は食べ物を食べると血糖値が上がります。この血糖値が上がることによっておなかが満たされたと脳が感じるのですが、通常食事を開始して15分後ごろから血糖が上がり始めます。長時間食べていると脳がもうおなかが満たされていると思い、食事が進まなくなるので食事時間は30分程度を目安に取りましょう。
効果的だっただらだら食べ対策3選
①おかわり方式
子どもが出された瞬間に笑ってしまうくらいの少量のごはんにします。気分をのせて食べられて「おかわり!」と言ってくれたら沢山褒めましょう。とにかくなんでも大げさにほめる!これが最大のポイントです。
②タイマークリアでご褒美方式
タイマーを30分に設定して、その時間内に食べることができたらくじ引き(母自作)ができるようにしました。くじの内容は【ご飯のリクエスト券】、【パパママからのぎゅーっ】、【なぞなぞ】、【クイズ】、【シール1枚プレゼント】などバリエーション豊かに用意しました。クリアできなくても半分以上ご飯を食べていたら下膳。ただタイマーで時間制限を設けているだけだとストレスを感じてしまうので、くじと組み合わせることにより楽しい時間になるようにしました。
③環境の調整
食事に集中できるよう、テレビやスマホを見ながらはしないようにします。また気が散らないように手や目の届く範囲におもちゃを置かず、食事に集中できる環境を整えることも大切です。【食事に参加する】という意識で子どもにも食具やお皿を配ってもらったり、配膳から下膳まで一緒にできることをやってもらったりすることは、食事の時間が苦痛にならない方法として効果的でした。子どもは大人から認められたり、褒められたりすることが大好きですし、やる気もぐんとアップします。余裕のある時は食事作りの段階からお手伝いさせても効果的だと思います。
にかほ市の子育て支援
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