朝の準備が子どもとスムーズにできるコツ

前日の夜に何をやっておく?

なるべく焦らずに朝の支度する方法のひとつとして、前日のうちに準備をしておくことがあげられます。持ち物はもちろんですが、着ていく服を枕元に用意しておくと良いでしょう。最近の天気予報ではその日に適した服装が表示されているものもありますので、参考にしながら雨風や暑さ、寒さも考慮しながら子どもと一緒に用意しておきましょう。

また、見落としがちなのが靴です。「そういえば唯一サイズアウトしていない靴が泥んこだらけだった」「晴れていたけど水遊びしてずぶ濡れだった」など予想を越えてくるのが子どもとの生活ですので、確認しておくと安心です。

次に大事なことは、やはり余裕をもって朝に起きることです。日中はなるべく体を動かし、温かいお風呂に浸かって、就寝前はスマホやテレビは消して部屋は暗めにして静かに入眠に備えましょう。寝つきが悪い子は手足が冷たく、リラックスすることが苦手な場合が多いので、パパやママの温かい手で足先からゆっくりと疲れた筋肉をほぐしてあげましょう。さすってあげるだけでも子どもは安心します。

そのほかリラックスする音楽を流したり、絵本を読んであげるなど“入眠の儀式”としてその子にあった方法が定着してくると寝つきが早くなります。子どもが心地よくなる方法をいろいろと試してみましょう。

当日にやることって?手際よく準備しよう

前日にある程度用意がしてあっても、当日にもするべきことがいろいろとあります。最初はパパやママが付いて、スムーズに済ませる方法など教えてあげると良いですね。慣れてきたらひとりでやらせてあげると自立心も芽生えます。

慣れるまでは“朝のやることリスト”を用意してあげるのがおすすめです。所要時間を最初に計り、目安の時刻なども加えておくと良いでしょう。まだ時計が読めないうちは「長い針が4にくるまでに歯をみがこう」など、わかりやすくしてあげます。

朝の準備のひとつとして“朝ごはんを食べる”ことは、エネルギーをつかう子供にとってとても大事です。食欲がある子にはしっかり食べさせても良いですが、朝が苦手な子は食欲がない子も多いですので、消化の良いものを軽めに食べさせてあげましょう。好きなフルーツや小さなおにぎり、飲める分量のお味噌汁などで良いでしょう。また、マンネリ化しないようサンドイッチなども手軽に食べられるものとして良いですね。

寝起きが悪く機嫌が悪い子もいますが、そこでパパやママがイライラしてしまうと逆効果になってしまいます。成長とともに感情のコントロールができてくるようになりますので、一時的なものだと割り切り、焦らず気長に付き合っていきましょう。

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