春休み、夏休み、冬休みの過ごし方

一緒に工作や料理をしてみよう

長期休みは暑さや寒さが厳しい時期に重ねられることが多いため、地域によっては家で過ごす時間も多いでしょう。テレビを観たり、ゲームをしたり、本を読んだりと、いつもの休日と同じように過ごすばかりでは飽きてしまうのが長期休みです。

パパやママの時間が取れるときに手間をかけた工作や、料理を一緒につくるなど、普段できないことをしてみると良いでしょう。子どもの思い出として深く残りますし、例え失敗しても「やり遂げた」という達成感が得られます。「どんな工程が楽しかった?」「何が苦手だったか?今度はどんなやり方にしようか?」「次回やってみたいことはなんだろう?」と、時間を気にせずあれことと考察しながらの会話も、親子のコミュニケーションとして最高の時間になるでしょう。

また、長期休みは作文や自由研究、絵日記などの宿題が出ることも多いですので、一緒にやってみたことを振り返りながら書かせてあげましょう。

外での過ごし方って?

自宅など室内で過ごす時間が多いとはいえ、やはり四季の気温差や風景を感じつつ、太陽の下で遊ぶことは成長期の子どもにとって大事です。パパやママの運動も兼ねて無理のない範囲で公園などへお出かけしましょう。

夏は熱中症が心配ですので、日陰でのプール遊びや、冷房が効いている児童館や室内の遊び場なども活用してみましょう。冬は厚着をさせがちですが、運動量が多い子どもは汗かきなので、大人より1枚少ないくらいでも大丈夫運動量が多い子どもは汗かきです。あとで汗により体が冷えてしまいますので、脱ぎ着が楽にできて体温調整がしやすい服装がおすすめです。

また、遊具などで遊ぶ場合、フードや襟首に引き紐がついているもの、滑りやすい手袋や長いマフラー、動きづらいブーツなどは危険ですので十分に配慮しながら思いきり遊ばせてあげましょう。

パパやママの息抜きの方法

元気いっぱいの子どもたちと過ごして、くたくたになってしまうパパやママが少なくないのも現実です。大人ひとりの負担を減らしたくとも、パパやママのそれぞれの都合や家族構成、子どもの年齢のほか、誰かに預けられるかどうかなど、それぞれの家庭環境が違うので状況も変わってくるでしょう。

子どもの好きなもののひとつとしてテレビや動画などがあります。観せることに罪悪感を感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、最近ではさまざまな子ども向けの番組が用意されています。家族で話し合って観せる内容や時間、ルールを決めて上手に活用してみましょう。パパやママの知らないことを子どもが教えてくれてびっくりすることがあるかもしれません。

休みの間は親子で楽しめる映画などもよく上映されていますので、一緒に観に行っても良いですね。「〇〇させなきゃ、〇〇してあげなきゃ」と気負わず、パジャマ姿で親子でごろごろと過ごす日があっても良いでしょう。子どもと笑顔で過ごすために、うまく息抜きしながら長期休みを楽しく過ごして、思い出をたくさん作りましょう。

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