

歯科衛生士が伝える〜子どもの虫歯を防ぐ3つのポイント〜
1.フッ素を使い歯の質を強くする
むし歯の予防で一番効果的と言われているのは、フッ化物(フッ素)を使うことです。フッ素を使い歯の質を硬く強いものにし、むし歯菌の出した酸でも溶けにくい歯の質を作ることが大切です。歯科医院で年に2〜4回高濃度のフッ化物を塗布してもらう方法や、フッ素入りの歯みがき剤を使用することでむし歯の予防が出来ます。また、フッ素の応用の中で一番予防効果が高いのは、フッ素を口に含んでブクブクとうがいをする「フッ素洗口」と言われています。うがいができるようになったら是非取り入れてみてください。
2.おやつの選び方と食べる時間
・砂糖が含まれている
・歯に残りやすい
・口に入れている時間が長い
この3つはむし歯になりやすい食べ物です。
キャラメルの様に砂糖の量も多く、粘着性の高いものはむし歯のリスクが高く、果物の様に砂糖が使われておらず、口に残りにくいものはむし歯のリスクが低いです。
食事や飲み物をとる時間の間隔も重要です。糖分がお口の中に入ってくる度に、口腔内の細菌が歯垢や酸を作り出します。食事の回数が多ければその都度細菌が働くので、好きなときに好きなだけ飲食をする食生活はむし歯になりやすいです。何を食べるか、だけではなく、ダラダラ食べない様に注意してください。
また、食事の時の飲み物にも注意してください。食事中の飲み物は糖分が含まれていないお茶かお水にすることが、むし歯の予防にはオススメです。
3.歯を磨き歯垢を落とす
歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使いむし歯の原因である歯垢を除去することが大切です。どんなに一生懸命磨いていても、磨き残しがあるとむし歯になってしまいます。定期的に歯科医院へ行き、上手く磨けているか、むし歯になっていないかを確認してもらってください。
むし歯の原因には様々なことがあり、それが重なるとむし歯になるリスクが高まります。その原因に対して一つ一つ対策することがむし歯予防になりますよ。
にかほ市の子育て支援
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