子どもに伝えたい挨拶の大切さ

挨拶は家庭の中から

子どもにとって挨拶は最初からできることではありません。大人が挨拶を日常的にすることで、当たり前にする事だと理解し、これから身につけていくもの。子どもの習慣のほとんどは家庭の中で学び身につくといわれます。

まずは、家庭の中で挨拶が当たり前にできるようにすることが大切です。最初は恥ずかしがったりするかもしれませんが、親がサポートすることで少しづつできるようになっていきます。

挨拶の教え方

・親がお手本を見せる

子どもは、信頼している親の姿を見て育ちます。「おはよう」「おかえり」「おやすみなさい」「ありがとう」まずは、親自身がきちんとできているか振り返ってみましょう。

・挨拶できたらほめる

子どもが元気に挨拶できたら褒めてあげましょう。「上手に挨拶できたね!」と褒めることで自信となり、挨拶ができるようになっていきます。

・挨拶ができなくても叱らない

元気に挨拶する子、恥ずかしくてなかなか言えない子などさまざまです。もしできなくても焦らずに長い目で優しく見守ってあげましょう。

・遊びの中で挨拶を教える

絵本の読み聞かせをしながら教えたり、“挨拶ごっこ”などの遊びを通すことで、楽しく自然に覚えることができます。

挨拶のメリット

挨拶をしてくれる人としてくれない人、どちらの印象が良いでしょうか? 挨拶をしてくれる人の方が好印象ですよね。挨拶はとても短い言葉ですが、親しみが湧くだけでなく相手との心の距離を縮めたりもします。「おはよう!」と挨拶して相手から元気に返してもらえたら自分自身も嬉しいですよね。

挨拶上手は愛され上手ともいわれ、信頼関係を築くための大切な役割を持つだけでなく、自分の存在や相手の存在を受けとめるきっかけにもなります。小さなうちは挨拶の大切さを理解することは難しいと思いますが、挨拶をすることでお友達と仲良くなり心に温かさを感じられるよう、ご家族でサポートしてあげてくださいね。

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