

子どもに教えたい防災対策
親子で確認しておくべき4つのこと
①子どもと通学路を確認
子どもと一緒に通学路や習い事、よく行く公園などを歩いてみます。
・上から落ちて来そうなものはないか(看板・屋根・信号など)
・子どもの目の高さで危ないものはないか(塀・壁・ガラス・電柱・自動販売機など)
・逃げ道をふさぐようなものはないか(置物・植木・自転車・自動販売機・ガラスなど)
「このあたりで地震が起きたら、安全なこの場所で頭を守ってしゃがんでね」と事前に伝えておきましょう。
②家族で対策を話しておこう
家族と離れているときの対処方法を話し合って決めておきます。
・集合場所を決めておく(最寄りの避難場所・学校・公園など)
・連絡手段を決めておく(携帯電話、公衆電話など)
連絡を取る方法として携帯電話がない場合、公衆電話の使い方を教えておくと良いでしょう。また、家族の電話番号や災害用伝言ダイヤルの使い方を説明し、使い方をメモ等に記載し、通学用のカバンのポケット等取り出しやすいところに入れておきます。
③子どもの防災グッズを準備
子どもの防災グッズを親子で確認しながら用意しておきましょう。
・子どもの好きな食べ物を防災バックに入れる(非常食パン・菓子・飴・ガムなど)
・気晴らしになる物も用意する(トランプ・折り紙・ノート・色鉛筆など)
・普段使っているランドセルを確認する(情報カード・小銭・薬などが入っているか)
※情報カード・・・本人も含めて家族の名前、生年月日、連絡先、持病の有無など
④あると便利な防災グッズ
カセットコンロ、懐中電灯、手回し発電ラジオ、太陽光充電器、軍手、水、非常食、災害用トイレ、水のいらないシャンプー、カイロ、うちわ、歯磨きガム、キッチンラップ、自転車、薬など。
必要だと思うものを足したり引いたりして、防災バッグを作っておいてください。それぞれのグッズの使い方や、防災バックはどこに置いてあるか親子で確認しておきましょう。
主な災害の基本対策
豆知識として防災対策を子どもに教えておくと、いざというときに正しい対応ができます。冷静に落ち着いて行動するように伝えましょう。
【地震】
建物の中にいる場合は、机などの下へ入り頭を守りましょう。倒れてくる家具や落ちてくるものに注意します。外にいる場合は、まず、塀や建物、川、電柱から離れるようにしましょう。そして、できるだけ広い所で頭を守りながらしゃがんでください。
【火災】
煙を吸わないようにハンカチなどの布で口や鼻をおさえて、低い姿勢で逃げましょう。
【洪水】
避難場所へ向かいます。離れていて行けない場合は、コンクリートなどの頑丈な建物の上へ避難しましょう。家から出られないときは、2階へ逃げます。
【落雷】
木から4m以上離れて低くしゃがみましょう。建物や車の中に避難します。
小学生以上になると1人で行動することも増え、1人で留守番をする時もあるでしょう。自分の身を守る方法をしっかりと教えておくとより安心ですね。
にかほ市の子育て支援
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