

感触遊びで子どもの感性を高めよう~食べ物編~
身近な食べ物が感触遊びに
小麦粉
小麦粉、水を混ぜてこねて作る小麦粉粘土。保育園でもよく取り入れられています。水の量によって感触が異なるので、量をかえてみたり、小麦粉の状態から少しずつ水を加えて変化を感じるのもいいですね。食紅やココアパウダーで色を付けると見た目にも楽しくなります。小麦粉と水だけでもいいですが、油をいれるとちぎれにくくなり、塩を入れると腐りにくくなります。
片栗粉、コーンスターチ
片栗粉やコーンスターチを水に混ぜて楽しむ感触遊びです。力強く握ると固まり、ゆっくりさわると溶ける現象は大人でも楽しくなります。
パン粉
パン粉、水を混ぜてこねて作るパン粉粘土。粉状態からスタートする小麦粉粘土とちがい、固くザラザラした食感のパン粉が柔らかくなっていく様子を体験できるところが特徴です。最終的には小麦粉粘土と変わらない状態になります。こちらも食紅などで色を付けることが可能です。
ゼラチン・寒天
鍋の中に食紅を水に入れ溶いたものに、寒天やゼラチンを入れて加熱して溶かします。それを容器に移して冷やして固めたものを使って楽しみます。手で潰したり温度によって違う感触を楽しんだり。牛乳パック等で大きく作っても楽しいですよ!ゼラチンは常温で溶け、ベタベタすることがありますので寒天がおすすめ。違いを楽しむために、材料別で作ってみるのもいいですね。
マカロニ・パスタ・春雨
マカロニ・パスタ・春雨を固めにゆでます。食紅を溶いた水でゆでると色がつくのでおすすめ!マカロニは様々な形があるので、いろいろな形のものを用意すると子どもが喜びますよ。粘土用ハサミで切れるのでパズルのように形を合わせて楽しんだり、トングを使って「あけ移し(容器から容器へ物を移動させる動作)」をするのも面白いです。また、つるつる滑るので指先の発達を促してくれます。
感触遊びの注意点
食品アレルギーがある場合は、触るだけでもアレルギー反応が出る可能性があります。アレルギー反応がでる食品での感触遊びは避けましょう。また、遊ぶ時には汚れてもいい服装にすることをおすすめします。また、誤飲に気を付け、子どもから目を離さないようにしましょう。子どもの発達に繋がる感触遊び。身近な食品ですぐできるので親子で楽しんでくださいね。
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