子どもの歯ブラシの選び方
歯の汚れをきちんと落とす為に
子どもが使っている歯ブラシの毛先が開いていませんか?子どもが歯ブラシを噛んでしまい歯ブラシの毛が開いてしまうということはよくあることでしょう。しかし、毛先が開いている状態ではうまく歯の汚れ(歯垢)を落とすことができません。歯垢(プラーク)の除去率は40%まで下がると言われています。
・歯ブラシは2本用意する
子どもの口の中を綺麗に保つためには歯ブラシを2本準備することをおすすめしています。子どもが「自分で磨く用の歯ブラシ」とパパママが「仕上げ磨きをする用の歯ブラシ」の2本です。特に、パパママが仕上げ磨きをする歯ブラシは毛先が綺麗な状態のものを使うことが重要です。
・歯ブラシの交換時期
歯ブラシの寿命は約1ヶ月です。毛先が開いてしまったり、毛ゴシが無くなったりするとうまく歯垢を落とすことができないので、その状態になったら交換するとよいでしょう。歯ブラシは消耗品なので、色々な商品を試してみて気に入るものを見つけてみて下さい。
「自分で磨く用」の歯ブラシの選び方
・怪我をしにくい設計
歯ブラシをくわえたまま子どもが転ぶと、頬や喉に歯ブラシの柄が刺さる可能性があります。低年齢のうちはネックの部分がシリコンで曲がるものや、ハンドル部分が大きく口の奥まで入らないものを選びましょう。歯ブラシをくわえたまま歩いたり走ったりしないように、注意して見てあげてくださいね。
・ブラシに毛が使われている
ブラシの部分がシリコンの商品がありますが、毛の歯ブラシより歯垢を除去することが難しいので、植毛されているタイプがおすすめです。ブラシに慣れるという面でも、低年齢のうちから植毛されてるタイプを使用しましょう。
しかし、毛を嫌がる場合や、歯固めの様に噛むことを楽しんでいる場合はシリコンタイプを使用しても良いでしょう。仕上げ磨きを植毛タイプの歯ブラシでしてあげてください。
・子どもが気に入るもの
好きなキャラクターの絵がついたものや、形が気に入ったものなど、本人が気に入って歯ブラシを手に取るのが嬉しくなるものを選ぶといいでしょう。歯磨きを嫌がらずにしてくれるきっかけになるかもしれません。
「仕上げ磨き用」の歯ブラシの選び方とは
仕上げ磨き用として販売されているものを選びましょう。仕上げ磨き用の歯ブラシは柄が長く持ちやすく、ブラシ部分も少し小さい設計になっていて子どもの小さな口が磨きやすいです。また、ワンタフトブラシというブラシを仕上げ磨き用として使用することもおすすめです。舌が邪魔して磨きにくい下の歯の内側や奥歯の溝など、気になるところをピンポイントで磨く事ができます。ライトが付いた電動歯ブラシもオススメです。ライトが付くことで奥歯などの見えにくい部分が磨きやすいですよ。
歯みがきが楽しみになるきっかけに
歯みがきを嫌がる子どもは多いもの。しかし、いつも嫌がっていた子が、お気に入りのキャラクターの歯ブラシに変えた途端、1日に何回も磨きたがるようになった。また、電動歯ブラシを使うと自分から磨くようになった、という話を聞いたことがあります。歯みがきの時間が楽しみになるような、お気に入りの1本が見つかりますように。
にかほ市の子育て支援
- にかほ市の「地域子育て支援センター事業」 にかほ市内の各支援センターでは、育児中のパパママとお子さんの仲間づくりの場所を提供しています。季節に合わせたイベントを行ったり、育児相談を受け付けています。