哺乳瓶の選び方と消毒について

哺乳瓶の選び方

容器の素材

ガラス製:傷がつきにくく、雑菌の繁殖を軽減できます。熱伝導性も良いため、すぐにミルクを冷やせます。ただ、落とすと割れることもあるので、取り扱いには注意が必要です。自宅用として使うのに便利ですよ。

プラスチック製:軽量で、落としても割れにくいため、持ち運びに便利です。熱に弱いため、煮沸消毒する際は耐久性があるものを選びましょう。

容量

飲む量が少ない新生児には120ml〜150mlのものを選びます。月齢があがり、飲む量が増えれば240mlまでの大きいサイズを選ぶとミルクを作りやすく、飲ませやすいです。

ニップル(乳首)にもサイズがいろいろ

サイズ

メーカーにより異なりますが、
SS(新生児)サイズ:新生児
Sサイズ:1ヶ月〜
Mサイズ:3ヶ月〜
Lサイズ:6ヶ月〜
が一般的なサイズといわれています。

赤ちゃんによっては、サイズアップすると出てくる量が増えるため飲みにくさを感じることも。月齢はあくまで参考として、その子の飲むスピードや量に合わせ、サイズアップの検討をしましょう。

乳首の穴

穴にも種類があります。

丸穴:傾けると出てくる。吸う力が弱い3ヶ月未満向き。(SSサイズは丸穴のみ)

クロスカット、スリーカット:吸った分量だけ、ミルクが出てくる仕組み。飲む力がついた3か月以降に使用すると、月齢に応じた量を赤ちゃんが飲むことができますよ。

消毒方法

洗い残しの哺乳瓶の唾液やミルクから雑菌が生まれやすいです。雑菌による感染を防ぐため、哺乳瓶を使用した後は消毒しましょう。厳密にいつまでという決まりはないですが、生後3か月ごろまでは消毒を続けることが推奨されています。

消毒剤の使用

専用の容器を用意し、その中に消毒剤と哺乳瓶を入れてつけて置きます。殺菌力も高く、薬液は1日に何度か使えるものもあります。

電子レンジ加熱

専用の容器に哺乳瓶と少量の水を入れ、レンジで5分程度チンするだけ。専用の消毒剤もいらないので経済的です。ただし容器に入る本数が限られるため、1日に何度か消毒作業が必要です。

煮沸消毒

鍋と水の用意のみ。沸騰したお湯に哺乳瓶を入れ、5〜7分程度煮ます。高温になるため、ガラス製の哺乳瓶におすすめです。新たに用意する物品がないため経済的です。

メーカーによって様々ですが、一般的なものを用意しておき、その後赤ちゃんの様子によって合うものを選んでいくと良いでしょう。哺乳瓶があれば、外出時など様々なシーンで活用できます。授乳とミルクをうまく使い分けましょう。

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