箸の練習はいつから?教える時期と箸の選び方
あくまでも、子どものペースで!
箸の練習を始めるのは、一般的には3歳から4歳くらいといわれていますが、あくまでも子どものペースに合わせてあげましょう。発達や発育はさまざまで、箸の練習を始めるタイミングもそれぞれです。このようなサインが出たら、そろそろ準備ができているかもしれません。
①箸に興味を持つ
大人が食事をする様子を見て、箸に興味を持ったらトレーニング用の箸を用意してもいいでしょう。
②幼稚園や保育園で箸の練習が始まる
お友達が練習するのを見て、「自分も!」という意欲がわくようだったら、ぜひ自宅でも練習しましょう。
③鉛筆で線を描けるようになる
鉛筆で線を描けるようになるのは、子どもの手の成長具合を見極めるひとつの目安です。スプーンやフォークが上手に使えているかどうかもその目安となります。お箸を支える親指や人差し指、中指と手首が発達したら、練習のはじめ時かもしれません。
練習にはどんな箸を使えばいい?
子どもの箸の練習では、トレーニング箸や矯正箸を使うことが多いようです。人差し指や中指、親指などにリングやサポートが付いていて使いやすいのが特徴ですが、お子さんによってはリングなどを嫌がることもあるようなので、無理をさせず滑りにくいもので練習しましょう。箸の長さは、3歳以下は14~15cm以下、3~5歳の子どもには、15~17cm程度がよいといわれていますが、これもあくまで目安です。子どもが持ちやすいものを選んであげてください。
また、箸の練習はあくまでも「楽しく」が一番。しつけももちろん大切ではありますが。子どもの「やりたい」という気持ちを大切にしてあげましょう。叱るよりもほめて「できた!」という気持ちを伸ばしてあげるほうが、より早く上手に使えるようになるかもしれません。
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