妊娠中期っていつから?知っておきたいこと

妊娠中期の期間、赤ちゃんの変化や様子

妊娠中期は、妊娠5~7ヶ月(妊娠16週~27週)までのことを指します。赤ちゃんの身長は妊娠5ヶ月で約20cm、妊娠6ヶ月で約25cm、妊娠7ヶ月には約30cmまで成長します。脳の前頭葉の発達により赤ちゃんはママのお腹の中でより活発に動くようになります。中期に入ってから胎動を感じたというママが多いようです。聴覚も発達し、ママの声やお腹の外の音も聞こえるようになります。積極的にお腹の赤ちゃんに話しかけてあげましょう。

妊娠中期のママの体の変化や様子

妊娠中期に入ると、つわり症状が治まることが多いです。心も身体も安定し、過ごしやすい日が増えてきます。食欲が出てくる時期でもあるので、急激に体重が増えないよう、妊娠の経過が順調であれば適度な運動を取り入れましょう。

少しずつお腹のふくらみが目立つようになり、洋服の上からでも妊婦さんと分かるようになってきます。マタニティ用の下着や洋服を活用し、足元もスニーカーなど靴底が平らなものを選びましょう。

妊娠中期に知っておくといいこと、やっておくといいこと

妊娠5ヶ月を過ぎると流産のリスクが低下し、いわゆる「安定期」に入ります。この時期に入ると、職場や友人などに妊娠報告をするママが多いです。体調が落ち着いてきたこの時期にやっておくと良いことがあります。妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に行う安産祈願や、美容院に行く、ベビーグッズや赤ちゃんの寝室の準備、家の整理整頓などです。

ただ、動けるからといって無理はしないようにしましょう。旅行に行く場合は、長距離の移動を避け、こまめに休みながら、ゆったりとしたスケジュールを計画するのがおすすめです。飛行機に乗る場合、航空会社によっては、妊娠週数により医師の診断書が必要となることがあるため、必ず事前にかかりつけ医に確認してください。もしもの時のために、旅先の近くにある産婦人科などを事前に調べておくとより安心ですね。

また、妊娠中は虫歯や歯周病になりやすいため、体調が安定している妊娠中期の間に一度、妊婦歯科検診を受けておくことをおすすめします。

安定期に入っても、激しい運動や作業は避け、食べすぎによる急な体重増加にも注意しながら、リラックスして過ごしましょう。

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