子どもの偏食に悩んだら試してほしい3つのこと

何度も見せる

好き嫌いをなくしてほしいからといって無理矢理食べさせるのは逆効果。だからといって、食卓に全く出さないままでは食べられるようにもなりません。よくみじん切りにしたりすりおろしたりして見えなくして食べさせたりすることもあると思いますが、それで食べられたとしても「その食材を克服した」という子ども本人の自信にはつながりにくい可能性があります。

子ども自ら苦手を克服し、好きになってもらうためには、食べられなくてもいいから食卓に準備してその食材を何度も見せるのがおすすめ。苦手な食べ物だとしても、何度も見ることで嫌悪感が薄れてくると言われています。

家族が美味しそうに食べるところを見せる

子どもが苦手な食材を食卓に出すと、「いらない」と言われることも。その時は「じゃあママがもらっていいの?ありがとう〜ママこれ大好きなんだ!」と言って美味しそうに食べてみましょう。それを何度も繰り返すうちに、興味をもち始め、苦手な思いが薄れていき自然と自分から口に運ぶようになりますよ。

「家では食べないのに保育園や幼稚園に行きはじめたら食べられるようになった」という声を聞いたことはありませんか?親より子ども同士の方が効果的なこともあります。兄弟姉妹がいる場合には、美味しそうに食べるのを協力してもらうのもいいですね!

一緒に料理を作る、野菜を育てる

自分で作った料理や、自分で育てた食材だと、興味が出て一口食べてみようかなという気持ちになりやすいです。年齢が低い子でも「ちぎる」「洗う」「混ぜる」などお手伝いできることは意外とあります。 また、室内でも気軽に野菜を育てられるキットなどが多くあります。水やりなどのお世話をすることで、野菜をもっと身近に感じて親しみを持ち、苦手意識が薄れ、食べ物の大切さやありがたさを学ぶことができるでしょう。

子どもの偏食に悩んだとき、「食べられること」をゴールにしてしまうとなかなか上手くいかず不安になり、イライラしてしまう原因になります。食べなくてもOK、まずはその食材に「興味を持ってもらうこと」を目指していきましょう。

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