チョコレートって何歳から食べていいの?

明確な基準はない

チョコレートには蜂蜜のように何歳から食べられるという明確な基準はありません。ですが、消化器官が未発達な1歳半ごろまでは避けた方が良いでしょう。1歳半を過ぎ、チョコレートを与えたいと思った場合でも、チョコレート風味、ココア風味の赤ちゃん用お菓子を選ぶようにします。

赤ちゃん用ではない一般的に販売されているチョコレート菓子を与えるのは、消化機能が大人と同じように働くようになる3歳以降にすることが好ましいとされています。あくまでも趣向品ですので、小学生になるまで与えないといった選択肢もあります。

食べ過ぎには注意

カカオポリフェノールや豊富な食物繊維など、健康にも大きなメリットがあるといわれているチョコレートですが、好きなだけ食べて良いわけではありません。チョコレートの主成分であるカカオは苦味が強いので、市販のチョコレート菓子には砂糖が多く使われています。

虫歯になる可能性

これはチョコレートに限った話ではありませんが、お菓子の食べかすが口の中に残ることで、虫歯になりやすくなります。お菓子を食べた日にはいつもより入念に歯磨きするようにして下さい。

味覚形成に影響を及ぼす可能性

味覚形成に大きな影響を与えるといわれる0〜3歳の時期に、濃い味のものを食べすぎると味覚が濃い味に慣れてしまい、薄味では物足りなくなってしまう恐れがあります。チョコレート菓子には砂糖が多く含まれており、子どもにとって刺激的な味です。毎日のようにチョコレートを食べるとことで、幼児用お菓子では物足りなくなってしまうかもしれません。

ルールを決める

チョコレートに限らず、お菓子を食べる時には、食べすぎないように、また虫歯に気を付ける為にルールを決めておきましょう。

例えば
・勝手に食べられないように保管場所を管理する
・食べる頻度や一度に食べる量を決める
・夜寝る前は食べない
・歯磨きはしっかりとする

そのほか、定期的に歯医者さんで健診を受け、歯磨き指導を受けるようにします。できるときは仕上げ磨きの際に歯間ブラシなどを使ってあげるといいでしょう。子どもの健康に気を配りながら親子でチョコレートを美味しく食べましょう。

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