「ごめんなさい」を言わない子へ試してほしい方法

怒らない、大きな声を出さない

子どもは怒られると「ママ(パパ)に怒られた」ということで頭がいっぱいになってしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。なにか直してほしいことがあるときには、感情を抑え落ち着いた声・話し方で伝えることで、より伝わりやすくなります。

感情と行動を切り分けて説明する

例えばお友達を叩いてしまったとき。手をあげてしまったのには、きっと子どもなりの理由があるはずです。遊びたいおもちゃを貸してくれない、仲間に入れてくれない、理由はいろいろあると思いますが、叩くという行動の裏側には必ず「悲しい」「悔しい」といった"感情"があります。

悪いことをしてすぐに叱ってしまうと、その"感情"まで否定されたと子どもは感じてしまいます。自分が否定されていると感じた状態では、心から謝ることはできません。それを防ぐためにも、「おもちゃを貸してくれなくて悲しいね。その気持ちはわかるよ。でも叩くことは良くないよ」と、感情と行動を切り分けた話し方をします。

パパママが謝るところをみせる

大人も間違えたり、イライラして誰かに当たってしまったりすることはありますよね。そういう時に、素直に謝る姿を子どもにみせていきましょう。そして、できればなぜ謝ったのかを説明してあげるといいですね。「さっき〇〇したけど、それはママが悪いなと思うから「ごめんなさい」したんだよ」と伝えていけば、間違ったことをしたら謝る、ということが自然にできるようになっていきます。

子どもはちゃんと自分で納得して、謝ることができる力を持っています。でも、子どもであれ、納得できない状態では謝ることはできません。納得できるように、「冷静に考えられる状態をつくる」「理由を丁寧に説明する」ことをパパママがしてあげるといいですね。子どもの"自分で考えられる力"を信じてみましょう。

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