

赤ちゃんの寝返りについて
寝返りはいつ頃できる?
一般的に生後5~6か月でできるようになりますが、発達は個人差が大きく、早い子だと4か月ですることも。もう少しゆっくりの子もいます。
寝返りができないけれど大丈夫?
赤ちゃんの発達は、寝返りに限らず数か月の個人差はよくあることです。寝返りがゆっくりだからといって、発達に障害等があると判断できることではありません。寝返りをしない理由も赤ちゃんによって様々で、赤ちゃんの体格や性格によっても差が出てくることもしばしば。例えば、仰向きの状態が好きでうつ伏せが好きじゃない、というのも寝返りに興味を持ちにくい理由の1つです。大人でも得意不得意や、好き嫌いがあるのと同じですね。
寝返りの練習は必要?
寝返りの練習はどうしても必要なものではありませんが、発達を促すきっかけになります。うつ伏せをまだ経験したことのない赤ちゃんに寝返りからうつ伏せを経験させてあげることで、赤ちゃんがより広い視界や、新たな刺激を得ることにつながります。今まで見えなかったものが見えるようになると、楽しいですよね。また、仰向けからうつ伏せにコロコロ動かしながらたくさん触れ合うことは、赤ちゃんとパパママにとって良いふれあい遊びになりますよ。
発達を促すおすすめの遊び方
①仰向け遊び
首が座る前からでもできる仰向け遊び。赤ちゃんの両足をママの両手で持って、屈伸運動を交互にしたり、寝かせた状態で横からお尻や足を「気持ちいいね~」と擦ったり、お尻を少し持ち上げて「よいしょ」と、少しずつ体を傾けてみるのも良いですよ。赤ちゃんが嫌がらず、楽しいと思える程度で充分です。
②タミータイム
赤ちゃんをうつ伏せにした状態で、大人が見守って遊ぶことをタミータイムといいます。うつ伏せの姿勢は、首や背中の筋肉を使うことにつながります。慣れないうちは赤ちゃんが苦しがったり嫌がったりすることもあるので、数秒の短い時間から始めて、少しずつ時間を延ばしていくといいですよ。
③うつ伏せ遊び
うつ伏せの姿勢に慣れてきたら、赤ちゃんをうつ伏せにした状態で、赤ちゃんの向かい合わせでパパママもうつ伏せになってみましょう。一緒にうつ伏せになって、絵本やおもちゃを使って遊ぶのも楽しいですよ。
寝返り返りとは?
赤ちゃんが寝返りをして、また元の方向に寝返りをすることを「寝返り返り」といいます。赤ちゃんは通常、自分がしやすい方向から寝返りを始めることが多く、寝返り返りが出来るようになるのは、また次の段階になります。寝返りをできるようになっても、初めは自分で元に戻れず泣いてしまうことも。自分で寝返り返りが出来るようになるまでは必ず大人が見守って、苦しそうな時には元に戻してあげてくださいね。
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