赤ちゃんと一緒にお葬式に参列するときの注意点

お葬式の連絡を受けたとき確認すべきこと

赤ちゃんを連れて参列することを決めた場合、まずは連れていっても良いか喪家に確認しましょう。お葬式の場合は、各家からの参加人数を確認されますので、その際に確認するのでもかまいません。

葬儀場によっては子ども用のメニューを用意しているところも多く、葬儀場側でも子どもの参列については良く心得ています。キッズスペースや授乳室などを設けているところもありますので、事前に確認しておくと安心です。

葬儀会場にベビーカーを乗り入れてもかまいません。ベビーカーを使う場合には、公共の場と同じように周りへの配慮を忘れないことが大切です。式の最中は、折りたたんで端のほうに寄せておきます。

赤ちゃんの服装

葬儀に参列する際、赤ちゃんの服装は白または黒が基調となっている、シンプルなデザインのものを選びます。赤や緑といったカラフルなものや光沢のある素材は葬儀にはふさわしくないので、避けましょう。

赤ちゃん用の持ち物

・オムツ、おしり拭き、ゴミ袋
・哺乳瓶と粉もしくは液体ミルク、飲み物(ミルクがいらない場合)、音の出ないおやつ
・着替え一式、スタイ、羽織れるものやひざ掛け
・お気に入りのおもちゃや絵本(ただし音の鳴るものは避けるなど配慮をしましょう)

会場での注意点

赤ちゃんがぐずりそうなら、常に退席できるよう式場後方内側の席に座るようにし、赤ちゃんがぐずりだしたら迷わず退席してください。お焼香や読経の途中であっても、途中退席はマナー違反ではありません。ほかの参列者に謝意を表し、さっとその場を退席すれば大丈夫です。参列するにしても、最初から最後までいなくてはいけないわけではありません。

赤ちゃんを連れてずっと会場にいるのが難しいと感じる場合には、タイミングを見てお焼香だけさせてもらうことでもいいのです。最低限のマナーを守り、赤ちゃんと共に見送ってあげたいという気持ちがとても大切です。

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