公園の遊具を安全に楽しもう~滑り台編~
滑り台デビュー
最近は公園でいろいろな種類の滑り台が見かけられます。ローラー滑り台や、滑る幅が広い滑り台など。遊具に適正月齢が表記されているものも多くあるので、子どもに合ったものを選び、安全に楽しみましょう。
初めての滑り台は、低くて短く、なだらかな滑り台からはじめてみましょう!また、滑ろうと階段を登ったものの高さなどで怖くなってしまう子どももいます。そんな時はパパやママと一緒に滑ったり、滑り台の横から手を繋いであげたりすることで安心感に繋がります。何度か滑ることで自然と怖がらず滑れるようになりますので、近くで見守りましょう。
滑り台を滑る時のお約束
フード付きパーカーやトレーナーは危険
フードや、パーカーの紐は遊具に引っかかり、首がしまってしまう危険が考えられるので避けましょう。上着だけでなくズボンやスカートにも引っかかる物がないか事前に確認して、動きやすい服装で遊ばせます。リュックなどを背負ったまま滑るのも危険ですので、パパやママが荷物を持ってあげましょう。
友だちといっしょに滑るときには
先に滑った友だちがまだ滑り台の途中にいるのに、そのまま滑り降りると衝突してしまうことがあります。前に滑っている友だちが滑り台を滑り終えるのを確かめてから、滑りはじめるように初めに教えます。また、先に順番を待っている子どもがいる場合も、自分の順番が来るまで待つように子どもに教えます。
下から登るの危険
滑り台の下から上に登ることは、上から滑ってきた友だちとぶつかるなど危険です。また、滑り台は階段を使って登り、上から下に滑ることを楽しむ遊具であることも子どもに説明をしておきます。
夏はよく確認してから
滑り台の材質は金属製のものが多く、夏の日差しを受けて大変熱くなり火傷をする可能性も考えられます。子どもが滑る前に滑り台に大人が手で触れて温度を確かめるようにします。また、夏場は遊ぶ時間を午前中や夕方など暑い時間を避け、熱中症にならないように注意します。
楽しく遊ぶためには
消費者庁では、子どもが公園や学校などの遊具で負傷した事故の情報で1番多いのが『滑り台』と発表しています。その多くが不適切な遊び方をしていたのが原因だそうです。滑り台だけでなく、公園や園の遊具は正しい遊び方を守って遊ぶように子どもと話しましょう。
子どもたちの楽しい笑顔が見られる遊具での事故を減らしていけるように、パパやママが正しい遊具の使い方を子どもに教えながら、楽しめるようにしてあげましょう。
にかほ市の子育て支援
- にかほ市の「地域子育て支援センター事業」 にかほ市内の各支援センターでは、育児中のパパママとお子さんの仲間づくりの場所を提供しています。季節に合わせたイベントを行ったり、育児相談を受け付けています。