子どもの指先トレーニングにシール遊びがおすすめ!

シール遊びのメリットとは?

ただシールを貼るだけでしょ?と侮ってはいけません。シール遊びをすることで、手先・指先が器用になることはもちろん、集中力が高まる、脳への刺激になる、目と手の協調性が鍛えられるなど、発達に良いことが沢山あります。親子で楽しく遊びながら、子どもにいい刺激を与えていきましょう!

年齢別のシール遊びのすすめかた

0歳~/まずは「はがす」からはじめよう

第1ステップとして「シールをはがすこと」からスタートします。0歳でも、「はがす」だけなら取り組むことができます。「つまんで引っ張る」という動作は、最初の指先のトレーニングにぴったりです。やわらかい素材のマスキングテープは、はがしやすいので特におすすめです。少しだけ端を折ってあげると、よりはがしやすくなります。慣れてきたら、少し強度のあるシールはがしにも挑戦してみましょう。

1歳~/自由に張って剥がしてみよう

シールをはがすことに慣れたら、次は、いよいよシールを貼る練習に移行します。最初は、特に指定はせず、子どもの気の向くままに、自由に貼らせることがポイントです。この時にも、少しシールに折り目を付けると、よりはがしやすくなるのでおすすめです。

シールを貼る練習をしよう

慣れてきたら、いよいよ狙ったところにシールを貼る練習をしていきます。狙ったところに貼ることは、目と手の協調性を鍛えることができます。おうちのかたが画用紙などに丸を描き、その丸の中を狙って、子どもにシールを貼らせます。この練習を繰り返し、狙ったところにシールを貼ることができるようになったら、次はねらいを徐々に小さくしていきます。

【応用編①】シールでごっこ遊びをしてみよう

おうちのかたが画用紙に人の顔を描き、お口のところをさして、「この子に食べさせて~!」「あーん!」などと、シールを使ってごっこ遊びをしてみましょう。楽しい遊びを通して、シールを貼る練習ができます。

【応用編②】色や数に興味が出てきたらやってみよう

あらかじめ画用紙に赤・青・白の丸をかき、同じ色のシールを用意します。そして子どもに、同じ色のシールを同じ丸の中に貼らせます。色に興味が出てきた時期から、おすすめの遊びです。また、数に興味が出てきたら、数字の分だけシールを貼ってみる遊びもおすすめです。「1枚貼ってね」「2枚貼ってね」などと声をかけるとよいでしょう。数字とシールの数を一致させることで、数の概念を獲得していきます。

シールはどこで買うのがおすすめ?

市販で買える、おすすめのシールを紹介します。1点目は、100円ショップのシールブックです。何度も貼ってはがせるタイプの弱粘着のシールで、量もあるのでおすすめです。2点目は、丸シールです。こちらも、100円ショップや文房具店に売っています。丸シールを用意する場合は、サイズに気を付けましょう。20mmシールは初めてのシール貼りにもやりやすい大きさでおすすめです。慣れてきたら15mmや8mmなど、徐々に丸のサイズを小さくするといいでしょう。

シール貼りは準備も片付けも簡単で、手軽に取り組めます。最初は、加減がわからなないので、ずれたり破れたりして、思うように貼れないこともあると思います。ですが、徐々に上手に貼れるようになっていく、子どもの発達の過程を見るのも楽しいですよ。ぜひおうちで楽しんでみてくださいね。

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