遊び続けたい子どもに有効な声かけ~自宅編~

声かけは段階的に行いましょう

子どもになにかをしてほしいとき大切なのは「段階的」に声かけをすることです。

・見通しが持てるように話しておく
・2択の選択肢から選んでもらう

おすすめの声かけ例

例えば、遊んでいる子どもをお風呂に誘いたい場合

見通しが持てるように話しておく

『この遊びが終わったら、お風呂に入ろうね』といったように、
遊んでいる最中や、次の遊びをしようとする前に、この後何をしたいとパパやママが考えているのか、子どもに知らせましょう。

いきなり提案されるよりも、子どもが見通しを持てるので提案を受け入れやすくなります。そして、もしお風呂に入ることを拒否された時にも「さっきお話ししたよね」と説得しやすくなります。

2択の選択肢から選んでもらう

『お風呂、お父さんと入る?それともお母さんと入る?』といったように、
2択の選択肢で子どもに問いかけ、子ども自身に選んでもらいましょう。

ここで大切なのは「どちらを選んでもお風呂に入れる選択肢になっていること」です。つまり「お風呂に入る?入らない?」と聞いてしまっては、「入らない」を選ぶことができるので、有効的な選択肢ではありません。

「お風呂でバスボールする?それともこのおもちゃで遊ぶ?」のように、お風呂の中での楽しみを選んでもらう声かけもおすすめです。

このように、まずは子ども自身が見通しを持てるように声かけをして、それから実際の行動を提案し、それでも全く行動に移してもらえなかったら、2択の選択肢から子ども自身に次の行動を決めてもらいましょう。

親が強引に次の行動を詳細に決めてしまうのに比べ、子どもが自分で決められる余白を残した問いかけをすることによって、子どもも受け入れやすく次の行動に移しやすくなりますので、ぜひ試してくださいね。

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