保育園での慣らし保育の気になるあれこれ

どれくらいの期間?

子どもの性格や年齢にもよりますが、慣らし保育は3日~1ヵ月を目安に行っている園が多いです。 0歳や1歳での入園の場合は2週間程度。年齢が上がるにつれて1週間程度で終了になることが多いです。

保育園によっても対応は異なりますが、ご飯が食べられない、水分が飲めないといった生命に関わる面がある場合には、子どものことを考えて、慣らし保育期間が長くなる場合があります。

0歳入園の場合は市販のミルクに慣れさせておく、他者との触れ合い(祖父母、支援センターなど)の機会を普段から増やしておくことで、比較的慣らし保育もスムーズにいくことが多いですよ。

子どもはどんな反応?

子どもの性格によっても反応は様々。よくある子どもの反応を見ていきましょう。

まったく泣かない

保育園初日から泣かずに楽しめる子どもは一定数います。泣かれると思って構えていたのに拍子抜けした!なんていう保護者の声も。0歳児入園で月齢が低く、まだ保護者と離れていることを理解していない子どもや、支援センターなどでも活発に他者と関わることのできる子どもに多いです。

途中から泣く、初日から泣く

入園初日は泣かなかったものの、次第に「ここはママと離れなければいけない場所」と気づいて、泣くようになる子どもがいます。また、ママと別れたあとに泣き続ける子もいますが、おやつのタイミングや、戸外に出るなどして保育士さんが気持ちを切り替えてくれることで、自然と楽しく過ごせるようになっていきます。「遊んでいたらお迎えにきてくれる」ということを理解すれば、次第に泣くことも少なくなりますよ。

離乳食の注意点

0歳児で保育園に通う場合には、離乳食の準備が必要です。離乳食の形状が初期から中期、中期から後期とあがる度に食べた食材を記入して提出する必要がある園もあります。食べていない食材があると離乳食の提供が難しいと言われる可能性がありますので、入園が決まったら、できる限りいろいろな食材を食べさせておきましょう。 かかりつけの小児科があるのであれば、入園が決まった段階で離乳食の進め方について相談しておくのもいいかもしれませんね。

家族とは違う人たちと長時間過ごす保育園。外とのつながりが持てる大切な時間となる場に、子どもが早く慣れてくれるようにできる限り準備しておきたいですね。

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