子どもと寝室を分けるための準備

子どもは意外と敏感

子どもはいったん寝付いた後でも、布団をかける音やドアの開閉音、さらにはパパやママが室内を歩いただけで起きてしまうことがあります。子どもを起こさないようにそーっとドアを開閉したり、パパママが布団に入るときの物音に気をつけたりします。

また、反対に子どもの寝言や寝相で夜間頻繁にパパやママは起こされてしまい、睡眠不足に悩まれるケースもあります。

寝室をわける準備

【用意するもの】
・新しい寝具一式(ベッド、マットレス、布団カバー、掛け布団)
・ねんねのお友達
・ベビーモニター

新しい寝具等の用意をはじめてから寝室移行が完了するまでには、約1ヶ月間かかることも。寝室移行に時間がかかるには理由があったと先輩ママは言います。「下の子どもが生まれたばかりでデリケートになっている上の子どもが、自分だけ寝室を別にされてしまうと、ネガティブに捉えてしまうのではないか?」と不安があったと教えてくれました。結果的には上の子どもが自ら別室で寝ることを決めたことで、親としても罪悪感はなく寝室をわけることができたそうです。

寝室をわける手順

ねんねのお友達

上の子どもと一緒に「ねんねのお友達」を買いに行き、毎晩一緒に眠る習慣をつくります。「ねんねのお友達」とは、ぬいぐるみや小さいガーゼ等を寝るときのアイテムにすることです。愛着が湧いてくると子どもが「これと一緒なら安心して眠れる」と思い、寝かしつけのお助けアイテムとなる可能性があります。

新しい寝具の準備

上の子どもに「もっと大きいお布団でねんねしてみる?」等と提案しつつ、寝具をひとつずつ新しい寝室へ用意していきます。あえて寝具を上の子どものものとは言わず、自ら「ここで寝たい」と言うのを待ちましょう。

同じ環境つくり

部屋をわけるときには、できる限り同じものを準備して、子どもが「いつもと同じ」と感じるように意識しましょう。

準備が整ったあとは、上の子どもが新しく準備した部屋で寝たいと言い始めたタイミングで、寝室を移行「ねんねのお友達と一緒だから安心だね」など、前向きな声かけをすることを心がけます。

部屋をわけても、時折部屋をのぞく、または、ベビーモニターなど子どもの様子が確認できるものを用意しておくと安心です。子どもの安全面に配慮しつつ、各ご家庭の状況にあわせて進めてください。

SHARE

related article

message