遊んで楽しい!食べておいしい!安全お野菜スタンプ
野菜スタンプを作るうえでの食育方法
毎日食べている野菜ですが、皆さんはその断面をじっくり見たことはありますか?普段何気なく食べている野菜ですが、よく見ると意外とユニークな形だったりします。そんな断面を活用した遊びが「野菜スタンプ」。
切り口にインクを付けてペタペタ押すだけなので、小さな子どもでも簡単にできます。同じ野菜でも切り方によって形が変わるのも野菜スタンプの面白いところ。何に見えるか考えたり、色を変えてグラデーションを楽しんだり、いろいろ考えながら制作することで、子どもの豊かな想像力を育むことができます。
野菜スタンプの作り方
【材料と道具】
・野菜
・インク(絵の具やスタンプ台など)
・画用紙
【作り方】
①野菜を切ります。断面の形は野菜によってさまざま。どんな形をしているか子どもと一緒に観察してみましょう。
②野菜の断面にインクを塗ります。絵の具を使う場合は、筆などを使うと塗りやすいです。水分が多くて付きにくい場合は、野菜を少し乾燥させてから再度使ってみてください。
③紙に押して乾かしたら完成です!
野菜は、小松菜、レンコン、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、とうもろこし、トマト、マッシュルーム、レモンなど何でも使えます。ヘタの部分や捨ててしまうような部分でも大丈夫です。野菜を切る時は、料理する時より少し長め(厚め)に切ると押す時に持ちやすくなります。
断面を反転させて押す方法や色を組み合わせてみるなどいろいろ工夫してみましょう。切り方やインクの付け方を変えるだけでも異なる形や色使いが楽しめて面白いですよ。
0~1歳ぐらいの小さな子どもは、インクを口に入れてしまわないように注意しましょう。もし、心配であればインクを付けずに押す真似だけでも良いと思います。野菜を手で触ったり匂いを嗅いでみたり、じっくり目で観察するだけでも五感を刺激して興味を持つようになります。
スタンプ後の活用法
同じ野菜でもどれも同じにならないのが野菜スタンプの面白さ。ただ単に作品を作るだけではもったいないです。ここでは、野菜スタンプの活用法についてご紹介します。
絵手紙
はがきに野菜スタンプでアートして、おじいちゃんおばあちゃん、先生や仲良しのお友達に手作りの絵手紙を送ってみてはいかがでしょうか?年賀状や暑中見舞いなどは旬の野菜を使うと季節感が出ます。
オリジナルのTシャツや布バック
無地の布にペタペタ押せば、自分だけのオリジナルTシャツやバックが完成!布に押す場合は布専用のスタンプインクを使ってくださいね。
オリジナルのビニール傘やポーチ
オクラの星型で夜空や星座をイメージした柄や、小松菜の軸で描いた花柄のオリジナル傘などはいかがですか?油性インクを使えばビニールにも押すことができます。お気に入りの傘できっと雨の日もワクワクするはず。
使う野菜は、切れ端の捨てる部分で十分ですが、もし食べられる部分が残っていればインクが付いている部分を洗って1~2㎝程切り落とし、おいしく料理していただきましょう。食べ物を大切にいただくことは食育にもつながります。
野菜スタンプは、触った感触や色などを遊びながら楽しむことで興味・関心を持たせるねらいがあります。スタンプで遊ぶことで野菜に興味を持ち、苦手な野菜も食べられるようになってくれたら嬉しいですね。
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