子どもに水筒での飲み方と扱い方を教えるポイント

子どもにおすすめの水筒とは?

コップ・紐付きタイプの水筒です。
なぜ、このタイプの水筒がおすすめなのか、その理由は4つあります。

①直飲みする場合に比べて、中の飲み物が清潔に保てるため衛生的です。
②コップに入れることで、飲む量を子どもが考えて調節できます。
③コップに注ぐという動作を日常的にすること、飲むコツを掴みやすくなります。
④紐があることで、肩に掛けられるので、持ち運びが安全です。

水筒での飲み方を教えよう!

座って飲む習慣をつける

落ち着いて「注ぐ」そして「飲む」という動作ができるように座って飲むことを伝えます。
子どもが注ぎやすく、飲みやすいように、机や椅子などで場所を整えてあげましょう。
あふれた時に自分で拭くことのできるタオルも置いておくと、こぼしてしまっても自分で対処できたという自信につながるのでおすすめです。

コップに注ぐ量を学ぶ

「考えながら注ぐ」ことを促しましょう。言葉だけで伝えるより、実際に目の前でやってみせると良いです。なみなみ注いで見せると、「溢れる」「そんなに飲めない」と自分で理解し、逆に溢れないように少量を注ぐと「足りない」と知ります。

大人が言葉で説明するよりも、自分で考え感じたことや周りの子どもの言葉の方が心に響きます。
こぼしたり、足りなくて何度も注いだりするうちに、だんだん溢れるかも、足りないかもと感覚を掴んでいきます。

飲むタイミング

喉が渇いたら飲もうと伝えても、他にやりたいことがあると「喉乾いてない!」と飲んでくれなかったり、遊びに夢中で水分補給のことは忘れてしまっていたり、なかなか難しいものです。
なぜ飲んで欲しいのかを伝えるのも良いですが、外に行く前や帰ってきた後、昼寝後などのタイミングで習慣化するのもおすすめです!

習慣になってきたとき、自分で気づいて飲めた事ことを認めてもらったら自信に繋がり、次も水分補給を忘れないようにしようという気持ちになるでしょう。また、一気に大量の水分を摂取するのではなく、少量で回数を多くすると体にいいと言われています。こまめな水分補給を促しましょう!

水筒を持つとき伝えたい注意点

持ち運ぶ時

首にかけた状態では水筒が揺れて歩きにくく、転んだ時に顔にぶつかる可能性が高いため、ショルダーバックのように、肩に斜め掛けにすると安全です。

紐の扱い方

紐を長めに伸ばした状態で置いておくと、引っかかって怪我に繋がることが予想されます。園など集団生活の場面では、紐同士が絡まることも考えられるため、紐は水筒に巻いておこうね、と理由と一緒に伝えていきましょう。

自信をもって水筒を扱えるようになったら、進んで水分補給をするようになります。
子どもの自立を促すためには、ただ約束を伝えて「守らせる」のではなく、「自分で考えて行動する」ことに重点を置きながら伝えていくことが大切です。
失敗した時には、どう対処するのか、次はどうしたら良いのか、一緒に考えてあげたいですね
自分で対処できたという経験が、子どもの自信に繋がります。子どもの自信は成長に繋がります。
水筒の扱い方を知らせながら、子どもが考えて行動したことはしっかりと認めていきましょう!

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