

子どもと野菜を育てよう!食育にもつながる家庭菜園!
食育とは
「食育」という言葉は、食の知識を育むことをいいます。正しい食習慣は子どもの頃から身に付けられるよう、小さい頃から取り入れることが大切です。まずは、家庭でできることから始めてみましょう。
食育といってもさまざまな方法がありますが、家庭菜園は子どもの食育にぴったり。自分で育てて収穫した野菜を食べるという体験は、子どもたちにとってきっと特別な経験になるはずです。広い庭や畑がなくても大丈夫。プランターひとつでベランダや玄関先など、場所を選ばず育てることができますよ。
家で育てるおすすめの野菜
家庭菜園初心者でも簡単に育てられる野菜をご紹介します。
ミニトマト
トマトは害虫や病気に強くて育てやすい野菜のひとつ。品種も多く、成長も早くて沢山実が付きます。
じゃがいも
春と秋の二期作が可能な野菜。プランターで育てる場合は大きくて深めのものを使うか、小さめの品種がおすすめです。
リーフレタス
玉にならないタイプのレタスは栽培が簡単で、こまめに収穫が楽しめます。涼しい環境を好むため風邪通しの良いところで育てましょう。
いちご
赤くて甘いいちごは子どもにも大人気。お世話が楽で手間もかかりません。赤く色付く過程をワクワクしながら観察するのが楽しいです。
家庭菜園の準備をしよう
ここでは、プランター栽培方法についてご紹介します。
プランター
野菜によっては成長すると大きく伸びるものもあります。育てる野菜の特性に合わせてプランターを選び、できるだけ深型のものを購入しましょう。
鉢底石(又はネット)
プランターの底に敷き詰める石で、土の排水性や通気性を良くしたり根腐れを防止したりする効果があります。プランターによっては底面にネットが付属しているものもあります。
土や肥料(元肥・追肥)
初心者の方には、野菜作りに最適な基本用土と補助用土が既にブレンドされた園芸用の培養土がおすすめです。
種や苗
苗は葉の色が濃く茎がしっかりとしているもの、虫が付いていないもの、葉が黄色くなっていたり萎れているものや斑点があったりするものは病気の可能性があるので避けましょう。
苗や道具など必要な物はホームセンターや100円ショップなどで揃えることができます。その他、汚れ防止のための新聞紙、じょうろやシャベル、野菜の性に合わせて支柱なども用意しておくと良いでしょう。
家庭菜園で種や苗を植える際の手順
まず、底が見えない程度に鉢底に石やネットを薄く敷き、その上に土を入れて肥料(元肥)を混ぜます。苗の場合は、苗よりも少し大きめの穴を掘り、株元が土の高さと同じ高さになるように調節しながら植え付けます。
種の撒き方は、種の入っていた袋の裏側に記載されている説明書きを見て、野菜の特徴に合わせて撒きます。最後に水をたっぷりあげて、日当たりが良い場所に置いておきましょう。その後は、子どもが毎日自分の手でお世話ができるようにサポートしながら、野菜が育っていく過程を一緒に観察しましょう。
子どもと家庭菜園を始める大きなメリットは、子どもたちの食育につながること。まずは、「楽しい!」と子どもたちが思うことが食育につながる大事なポイントです。自分で水やりをして、成長するのをワクワクしながら育てた野菜はきっと愛着が湧くはず。苦手な野菜でも自分で育てることで食べてみたい、という気持ちになる子が多いようです。
野菜が育つ過程を知り、育てる楽しさや大変さを学ぶことは、食べ物に対する感謝の気持ちを持つことにもつながります。家庭菜園を家族で始めてみてはいかがでしょうか。
にかほ市の子育て支援
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