先輩ママに聞いた!「セルフねんね」のコツ

1人で寝かせるため

寝かしつけを楽にするポイントは「しっかり事前準備をすること」です。いざ寝かしつけをスタートしてから魔法のテクニックを使うわけではありません。いかに眠りやすい状況を作り出すことができるかが成功の鍵となります。

子どもが眠くなるタイミングと就寝時刻をあわせる

子どもがまだ眠くないときに親がいくら必死で寝かしつけをしても、スムーズな寝かしつけには繋がりません。そのため、「子どもが眠くなるタイミングを知っておくこと」はとても重要です。子どもの様子を日頃から観察して傾向を知っておくとともに、寝る前の流れをルーティン化しておくと、就寝へ向けて心と身体の準備ができるのでおすすめです。

寝室をなるべく暗く、そして涼しくする

子どもにとって眠りやすい環境を用意することも大切です。刺激が多かったり暑かったりする環境は子どもにとって眠りにくいため、寝室はできるだけ刺激を減らして、暗く、入眠に快適な温度(夏は涼しく、冬は暖かく)するよう意識しましょう。

安全な寝床に寝かせる

「安全であること」は最重要項目です。ふわふわの布団や枕は窒息リスクになりますし、大人のベッドで寝かせることは転落リスクにもなります。子どもを1人で寝かせる場合は大人の目が届きにくいことも多いですから、万が一の事故を防ぐためにも、柵のあるベビーベットの利用や平らな広い場所などにマットレスを敷くなど、安全確保はとくに気をつけたいところです。

1人で寝かせるために、親がやめたこと

子どもはみんな1人で眠る力を持っています。その証拠に、ママのお腹の中にいる赤ちゃんは抱っこや授乳をされなくても1人で眠っていますよね。寝かしつける際に親が抱っこや授乳をしないと寝てくれないという状況は、実は「親の思い込み」であったり、「親がその行為を習慣化」させていたりするケースが多いのです。つまり、重要なのはこの思い込みや習慣づけをまずは親がやめることです。

「子どもの「眠る力」を信じる」「寝かしつけの際に親はなるべく介入せず見守る」など、子どもを1人で寝かせたいと思ったら、まずはこのように考えるようにしましょう。

例えば、子どもの靴下をいつも親が履かせていたら子どもはいつまで経っても1人で靴下を履けません。これと同じです。親は子どもの力を信じて、「1人でできた!」経験をさせるチャンスを作ってあげるような気持ちでいることが大切なのです。

ママはもっと「自分自身」を大切にすること

子どもを1人で寝かせることに対して、「1人で寝かせるなんて可哀想」という意見があるかもしれません。子育てには正解がありませんし、さまざまな考え方があるのは良いことだと思います。

もし、現状の寝かしつけになんの負担感も抱いていないのならば、わざわざ変える必要はないでしょう。しかし、寝かしつけが毎日辛いと感じていたり、睡眠不足に繋がっていたりする場合は要注意です。寝かしつけを改善することで「親子の質の良い眠り」が実現できたり、「子どもにもっと笑顔で接する」ことができたりするかもしれません。

子どもが一番欲しいのは「ママの笑顔」

子どものためにあれもこれもしてあげたい、家事も育児も完ぺきにこなしたい、良い母親でいたいなど、がんばることは悪いことではありません。しかし、「ママが笑顔でいられること」を忘れてはいけません。

親がしっかり睡眠をとることや、自分の時間をもつことはとても大切です。子どもが寝たら、親も休みましょう。「ママの笑顔は家族の笑顔に繋がる」と気持ちを切り替えて、自分自身をもっと大切にしながら子育てをたのしみましょう。

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