

子どもも!大人も!夢中?「紙の迷路」遊びのメリット
「紙の迷路」で遊ぼう
迷路を解くときに「この先に進んだらどうなるか?」「どうすれば行き止まりを避けて正確な道を進めるのか?」「ゴールに行くための最短ルートは?」など、いろいろ考えながら進めていきます。リアルサイズの迷路と比べて、「紙の迷路」はゴールが見えているので、子どものわくわく度が高まります。
何度もルートをたどりながら、線を引き直し、正しい道を選ぼうと取組ます。同じ迷路に繰り返しチャレンジすることで、考察力や集中力、判断力の育成につながります。ときには、ゴールまでの所要時間を競い合うなど、家族全員でチャレンジしても楽しいですね。
「線を引く」ことが、後の学習に影響!?
「紙の迷路」は、紙に描かれた迷路を解くときに、えんぴつで線をひき、間違えたら消しゴムで消してやり直します。それを繰り返していくうちに、子どもはえんぴつで線を引く際の筆圧に気を付けないと、間違えた時にうまく消すことができないことなどに気づきます。そうすることでしっかりと線が見えつつも消しやすい適切な筆圧で線を描くことができるようになります。
そしてこの「線を引く」という行為が、実はのちの学習能力に大きな影響を及ぼすともいわれています。小さな子どもにとって、「しっかりとした線を引く」というのは、なかなか難易度の高い行為。この「線を引く」ことに対して苦手意識がない子どもは、後に文字や数字を書くときにも苦手意識を持つことなく、すんなり受け入れることができるともいわれています。
迷路は自作しても楽しい
今は、幼児ドリルや市販のものでも「紙の迷路」は手に入りますが、親子で一緒になって迷路を自作してみるのも楽しいですよ。まずは紙を用意して、スタートとゴールの位置を決めます。スタートから道をいくつか描いていき、どの道を残すのかを決めます。残す道を決めたら、分岐する道をいくつかつくり、複雑化させます。完成させる前に、一度指などでなぞりながら「きちんとゴールできるか」も確認しましょう。
親子で作った迷路を誰かに出題したり、一緒に遊んだりしても楽しい時間が過ごせそうですね。
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