

子どもの反抗期に試してほしい2つのこと
反抗期とは
子どもが小学校に入学し、10代、20代へと成長していく様子は親として嬉しいことです。しかし、成長していく中で子ども自身が自らの考えを持つようになり、自分の考えと異なる、親や周りの大人がする行動や言動すべてを否定的に、中には不快に感じてしまう「反抗期」と呼ばれる時期が訪れます。
すべての子どもに反抗期が訪れるものではありませんが、自らの意思を持ち、行動するようになることは成長の証。しかし、強く反抗的な態度をとる子どもにどのように接するべきなのか、つらく長い時間に感じてしまいます。
一つ目は『話し方を工夫する』
反抗期には親の話や想いを受け入れてくれない子どもの態度の悪さに、大きな声や感情的な態度で返してしまうこともしばしばあります。その時点で、子どもはエネルギーを奪われ、聞く力も話す力もなくなってしまいます。
反抗期の高い熱量の子どもと戦うように話すのではなく、常に穏やかな話し方をします。ゆっくりと優しく聞いていて心地よいトーンで話すことを意識することで、自然と子ども側も穏やかなトーンへ徐々に変化していきます。
常に穏やかな話し方を意識したことで、徐々に子どもとの会話も増え、進路の相談などもできるようになっていきます。
二つ目は『話しかけない』
話しかけない、と言うと冷たく感じてしまうかもしれません。その代わり、機嫌良く穏やかであたたかい雰囲気を出し、子どもから話しかけやすい空間作りを意識します。
このように一定の距離を取ると、しばらくして向こうから話しかけてくるようになったそうです。その時がチャンス!とばかりにすべて話し切ってもらいます。そして大切な友人と話すように子どもに答えます。この時のポイントは、絶対に否定をしないこと、穏やかなトーンで話すことです。
この2つの事を実践し、子どもの成長過程として反抗期をおだやかに見守ったことで、反抗期から自然と関係が修復されはじめ、良好な関係に戻ることができたそうです。バトンタッチするかのように、下の子どもの反抗期がはじまったそうですが、これまでと同じように、子どもに寄り添いながら過ごすことが、子どもにも、パパやママ自身にとっても最適な時間の過ごし方となりそうですね。
にかほ市の子育て支援
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