新生児のお散歩いつから?メリットと注意点

お散歩を始める時期の目安

目安として、生後2週間を超えたら、室内で外気浴を始めて、生後1か月を超えたあたりから外出して日光浴を始めるのが良いと言われています。日光浴は、直接日光が当たらないように注意しましょう。

心配な場合は、1か月検診で赤ちゃんが健康であることを確認したその日から、お散歩を始めてみましょう。まずはベランダや窓際で外の空気に慣らしていきつつ、徐々に日光浴を進めていくのがおすすめです。特に最初の時期は、直接日光が当たらないように注意しましょう。

お散歩をするメリット

お散歩のメリットはたくさんあります。赤ちゃんとお出かけして、赤ちゃんの成長を促していきましょう。

例えば、

・ママやパパ以外の人や、周りの環境と接することで、赤ちゃんの五感が刺激され、心や体の発達に役立ちます。

・生活リズムが整うようになってくるため、夜の寝かしつけがスムーズになったり、夜泣きが減ってきたりなど、睡眠時間にもいい影響があります。

・日光を浴びることでビタミンDが生成され、骨の成長の促進や免疫力を高める効果が期待されます。

お散歩をする際の注意点

お散歩をする際には以下の点に注意してください。

・長時間屋外に出ないようにしましょう。生後1か月頃なら10分程度がおすすめです。

・夏場は日差しが強い時間帯を避けて、お散歩に行きましょう。

・赤ちゃんは体温調整機能が未発達のため、汗っかきです。汗腺が詰まると炎症を起こし、あせもの原因にもなります。帰宅後は、汗を拭いてあげる(場合によってはシャワーで汗を流す)、肌着を取り換えてあげる、など清潔な状態を保ちましょう。

・汗で出ていく水分も多いので、こまめな水分補給(母乳やミルクの補給)は必須です。

・夏場は体温調整のために冷感グッズ(抱っこ紐につけるタイプの保冷剤、冷感ブランケット、ハンディファン)を用意するのがおすすめです。

・特にベビーカー内は地表からの熱で、外気温よりも体感温度が大きく変わることもありますのでも夏の時期は照り返し防止シートがあると便利です。

・冬場は防寒対策をしっかり行いましょう。ベビーカーの場合はブランケットなどをかけてあげるといいでしょう。

・夏以外の季節でも紫外線は強いので日差し対策を怠らないようにしましょう。

・体が熱を持ってる、機嫌が悪い、ぐったりしてるなど、体調の変化がある場合は、無理せず家で安静にしましょう。

お散歩はメリットも多いですが、無理して出かける必要はありませんので、ママの体調、赤ちゃんの機嫌や体調、その日の天候なども考慮して、お散歩に出かけてもらえればと思います。赤ちゃんとの散歩は、ママのリフレッシュにもなりますので、ぜひ生後1か月頃からお散歩の時間を楽しんで頂ければと思います。

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