子どもにえんぴつを持たせるタイミングは?

タイミングは、子どもの成長に合わせて

一般的には3歳前後から正しく持てるようになるといわれていますが、お子さんの成長に合わせるのが効果的です。

・クレヨンで絵を描く際にふらつかない
・箸の練習を始めた
・手先を使った遊びを好んで行う

このようになったら、えんぴつを使い始めるタイミングかもしれません。

正しいえんぴつの持ち方を学ぼう

(例:右利き)

・手の甲側を上にした状態から右側に45度回転して、人差し指と親指が上に向くようにします。
・えんぴつを左手に持ち、右手中指の上にえんぴつの前方を置くようにします。
・その後、えんぴつの左右を親指、人差し指でそっと支えます。

えんぴつは人差し指、親指、中指の3本の指で持つ姿勢となります。

最初からえんぴつを上手に持つことは難しい場合には、文具店などで売っている補助具などを利用してみてください。成長と共に手のひらも大きくなり、指も長くなるので、持ちやすくなり、自然と正しい持ち方になっていきます。

えんぴつを正しく持つ意味

なぜ、えんぴつを正しく持たなくてはいけないのでしょうか?
えんぴつを正しく持つことで、文字を書く際に疲れにくくなります。指への負担が少なくなり、えんぴつの先にうまく力を使えることができるので、筆圧が適切になります。

長時間文字を書いていても疲れにくいことから、学習時に子どもの集中力が続くようになり、結果的に学習能力の向上が期待できるのです。小さなことですが、子どもが学習することに集中できる環境を整える1つの方法として、正しいえんぴつの持ち方を早い時期から教えてあげてください。

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